ザンビアのお金

ザンビアのお金イメージ 生活

ザンビアで使われている通貨は、クワチャ(KWACHA 通貨コード:ZMW)、補助通貨単位はングェー(ngwee)で、1クワチャ=100ングェー。クワチャがベンバ語で「夜明け」、ングェーはニャンジャ語で「輝かしい」という意味だそうです。(ベンバ語、ニャンジャ語は話者人口が多いザンビアの現地語)

日本円との為替レートは現在(2023/8/26)、1クワチャが7.42円くらい。街中ではK100とか、K180とか、通貨記号「K」を使った表記がよく見られます。今のところ紙幣は、K100、K50、K20、K10、K5、K2、硬貨は他にもあるようですが、K1と、N50(補助通貨ングェーの記号はN)をよく使っています。

ザンビアのお金イメージ
異なる動物が描かれた紙幣

紙幣の表には全て、国鳥サンショクウミワシと、額面ごとに異なる木の絵。裏面には全て、独立時に活躍した英雄チェーンブレーカーの銅像の絵と、額面ごとに異なる動物、ザンビアを象徴する絵が描かれています。分かる範囲でいうと、K100がアフリカ水牛とNational Assembly of Zambia(国民議会)の建物、K50がチーターとBank of Zambiaの建物、K20がクロリーチュエと鉱夫が鉱山で働いている絵、K10がヤマアラシと農夫が麦を収穫している絵、K5がライオンとキャッサバとお芋の絵、K2がローンアンテロープと女性が作物を売っている絵。大きさはK5、K2札がやや小さくあとは同じ大きさ、とてもカラフルです。偽造防止のためにすかしも入っています。

ザンビア硬貨イメージ
硬貨
ザンビア硬貨イメージ
硬貨

硬貨はあまりお目にかかることはありませんが、スーパーマーケットのお釣りでたまにもらいます。表には、ザンビア共和国として独立を達成したときに制定されたザンビアの国章と製造年、裏面にはK1は、ザンビア唯一の固有種であるキバネゴシキドリ(Chaplin Barbet)、N50は、アフリカゾウが描かれています。

日々、市場で買い物するには、高額紙幣が使いにくい為、小額紙幣を事前に集めておくのが本当に大変。日本のように銀行で両替してくれればうれしいのですが。。。

その後

2025/3/31にザンビアで新しいお金が施行されました。早くきれいなお金が出回るようになったら嬉しいです。こちらの記事もご参考にしてください(新しいお金の記事:ザンビアの新しいお金)。

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