夕食はそれほど重いものではなく、且つ、お休みの日なのでテレビを見て、くつろいで飲みながら食べる簡単なものがいい。さて、今週の日曜日の恒例の夕食は(日曜日の夕食の記事へ:今日の日曜日は3色丼)、牛丼に決まりました。
ザンビア ルサカに来たばかりでまだ仮宿に住んでいたころ、中国系市場で火鍋用の牛薄切り肉を見つけて(今から思うとかなり高かかった。。。)、材料も少なくて済むので作ってみたことがありました。でも肉が薄すぎたのと、脂身が無い部位だったので、パサパサに仕上がってちょっとがっかり。半年振りの今回の牛丼は、牛肉をやや厚めにカットして作ってみます。

まずは、紅しょうがもどきから。牛丼には紅しょうが、カレーには福神漬けがないと、おいしさが半減した気がするので、薬味は必須。でも時間はかけたくないので、「もどき」を作っていきます。ザンビアの生姜は水分が少なくて辛みがとても強いので、沸騰した調味料と合わせて生姜に火を入れてみることに。千切りにした50gの生姜は塩小さじ1/2と合わせて30分ほどおき、出てきた水分を絞っておきます。鍋にお酢大さじ4、砂糖大さじ1を沸騰させたら、そこに生姜を入れます。再度沸騰したら、火を止めて冷まして完成。冷めると味が落ち着くので、冷めた後に塩で味を整えます。




冷凍しておいたMINUTE STEAKの牛肉をザンビアの電子レンジで45秒、外側がやや柔らかく中が凍った状態にして、削ぎ切りにしていきます。どうせ煮てしまうので、適当にカット。今回は500gほどの牛肉の削ぎ切りを作りました。



圧力鍋に砂糖、酒、みりんを各大さじ2、醤油大さじ3、だしの素小さじ1、水100mlを入れて沸騰させます。そこにカットした玉ねぎ(小1個分、お肉をやわらかくする用)、削ぎ切りにした牛肉を入れて、再度沸騰させて、圧力をかけます。



圧力がかかったら、弱火にして、5分蒸気が出る状態に。5分後、鍋を火から外して自然に圧力が落ちるのを待ちます。個人的に玉ねぎに歯ごたえがあるのが好きなので、食べるときに玉ねぎ(小1個分)を足して、再度あたためて完成!

味はたまねぎとお肉の水分量に左右されるので、味が薄い場合は、肉をいったん取り出しておいて汁を煮詰めるか、調味料を少しずつ足すといいと思います。仕上げは吉牛の元バイトさんに、きれいに盛り付けしてもらいました。ザンビアで生卵は食べられないので、ゆで卵、紅しょうがを添えて。


味はというと、肉はやや厚いものの、玉ねぎと一緒に圧力鍋に入れたからか、かなり柔らかくておいしい!前回より数段レベルアップです。500gのお肉だと、4杯分作れました、なので、玉ねぎを足して次の日も牛丼。おいしかったので、また作りたいと思います。