スーパーマーケットSHOPRITEのパン売り場に、赤と緑のクリスマスのお菓子が並び始めました。うちでも、クリスマス風の型抜きクッキーか、スノーボールが焼きたいなと思ってはみたものの、可愛い型もなく、アーモンドプードルも個人的に予算オーバーなお値段(日本のように少量にして安く売っていればいいのに)。検討した結果、ベースはバタークッキーの生地、手軽に手に入るもので簡単に、4種類のディアマンクッキーを焼いて、クッキーボックスにしてみることにしました。楽しみの少ないザンビア、クリスマス気分と称して、甘いものでほっこりできれば、それでよし!
材料
ベース生地
- 無塩バター 200g
- 粉糖 120g
- 卵黄 2個分(40gくらい)
- バニラエッセンス 適量
1.チョコレート
- 小麦粉 80g
- ミルクチョコレート 30g
包丁でお好みの大きさに砕いておきます(今回は小さめで5mm角くらい)
2.紅茶+マーマレード
- 小麦粉 80g
- 紅茶ティーバッグ(ザンビアで買ったPASSION PINAPPLE 2g) 1つ
- 自家製マーマレード 20g
水分の無さそうな所を包丁でみじん切りにしておきます(マーマレードの記事へ:ザンビアでマーマレードジャムを作ってみた)
3.ココア+チョコレート
- 小麦粉 68g
- ココアパウダー 12g (砂糖とかミルクの入っていないお菓子用、南アフリカ産のネスレのもの )
- ミルクチョコレート 30g
包丁でお好みの大きさに砕いておきます(今回は小さめで8mm角くらい)
4.ココア+くるみ
- 小麦粉 68g
- ココアパウダー 12g
- くるみ 20g
包丁でお好みの大きさに砕いておきます(今回は小さめで8mm角くらい)
作り方
室温に戻した無塩バターを滑らかにし、粉糖、卵黄、バニラエッセンスをすり混ぜ、ベースとなる生地を作ります。




完成したベースとなる生地を1/4、90g弱に分割して、各クッキーの材料をそれぞれ混ぜます。粉類は80gになるように、固形類は30gを上限にお好きなものを混ぜて楽しむといいと思います。手に入ったら、いちご系のパウダーでや抹茶でクリスマスカラーのクッキーも楽しそうですが、今回はザンビアにあるもので、適当に選んでみました。
※ベースの生地は暑い時期はバターが溶けてしまうので、分割したら使わない分は冷蔵庫へ入れておくのがいいかと。




各材料がきれいに混ざったら、それぞれをラップで包み、冷蔵庫で2時間ほど休ませます。2時間後、くっつきそうであれば強力粉で打ち粉をして、直径2cmくらいの棒状に伸ばしていきます。後で割れる原因になるので、手でキュッと空気が入らないようにある程度棒状に整えて、硬いまな板などを上に乗せて転がしたりすると、きれいな棒状に仕上がります。くっつかないようにオーブンシートなどを巻き、今度は冷凍庫へ1時間ほど入れます。
※ここで生地を1日冷蔵庫で寝かせて馴染ませて、翌日冷凍庫へ入れて作業してもよいと思います。




冷凍庫から出した生地に水を塗って、分量外の砂糖の上を転がします。(本当はグラニュー糖がいいですが、ザンビアの砂糖はグラニュー糖より粒大きいくらいなので、グラニュー糖代わり)これを1cmほどに包丁でカットして、オーブンシートを敷いた天板に並べていきますが、ここで、生地が溶けているようであれば、再度冷凍庫で硬くしてからの作業にします(溶けていると焼いているうちに形が崩れます)。




10分前からオーブンを予熱し、160℃~170℃で15分焼きます。焼きあがったら天板のまま、5分くらい余熱で水分を飛ばし、網の上へ。完全に冷えたら入れ物に移します。



ザクサクッのクッキーにコーヒーでほっこり。砂糖をつけると食感が加わって面白いですが、好みで砂糖をつけなくてもいいと思います。来年はもう少しクリスマスっぽさが出るものを仕入れることにしよう。
ちなみに、ここ数年で聞くようになったディアマンという言葉、ディアマンはフランス語で「ダイヤモンド」を意味するそう。ディアマンクッキーは、ザクッとした食感と、バターのホロっと口溶けのよい、クッキー。クッキーまわりのグラニュー糖がキラキラ「ダイアモンド」のように見立てて、そう呼ばれているそうです。