年末休暇で、ザンビア カフエ国立公園へ、2泊3日の旅行に行くことにしました(旅行の記事へ:ザンビア カフエ国立公園2泊3日旅行)。1日目の夕食後、2日目のアクティビティに、早朝ゲームドライブを予約していました。
2日目早朝5:00、宿泊しているChalet(シャレー 、個別の宿泊施設)にスタッフがモーニングコールに来てくれ、5:30にメインロッジへ行って朝食。ドリンク、シリアルやヨーグルト、フルーツ、などはセルフですが、卵とパンを別途持って来てくれました。



簡単な朝食後、6:00、ドライバー兼ガイドさんが迎えに来てくれて、ロッジ前の船着き場から、昨日のカフエ川クルーズで乗った船に乗って(カフエ川クルーズの記事へ:カフエ国立公園 Kafue River(カフエ川)クルーズに参加してみた)、対岸に渡ります。対岸で待機していた、大型4WDのサファリカーに乗り換え、ゲームドライブの開始。この日、早朝ゲームドライブに参加したのは、3組。船までは皆で一緒に行動しましたが、車は1グループ1台用意されていました。



天気は昨日よりは回復し、曇り模様でしたが、羽織ものの長袖が必要な肌寒さ。途中パラパラ雨が降ったものの、なんとか最後まで持ってくれました。国立公園内は複数のルートがありますが、雨季は通れる道が限られて、安全のため、往復共に同じ道を通るとのこと。以下見られた各動物の動画を掲載しますので、ご興味があればクリックしてご覧ください。
カフエ国立公園内では、いたるところで、幅広いアンテロープ(牛の仲間)が見られました。私たちが主に出会ったのは、Puku(プークー)とインパラです。プークーはgrazer(グレイザー)と呼ばれ、基本的に下に生えている生草を食べますが、インパラはbrowser(ブラウザー)と呼ばれ、草だけでなく、果実、芽、花なども食べる違いがあるんだとか。
お尻に三本線があるのがインパラ。この時期は赤ちゃんインパラも見られて、かわいらしかったです。とても警戒心が強く、あっという間に飛ぶように走り始めます。最大3mくらい飛べるそう。
その他、カフエ川クルーズでもいろいろな鳥を見ましたが、ゲームドライブの最中も、Grey Crowned Crane(ホオジロカンムリヅル)やKingfisher(カワセミ)など、多くの鳥が見られました。ボツワナ チョべ国立公園でゲームドライブをした際には、鳥の話があまりなかったので(チョべ国立公園の記事へ:ボツワナ チョべ国立公園サファリ 1泊2日のキャンプに参加してみた(1日目))、興味深かったです。ホオジロカンムリヅルは、ウガンダの国鳥みたいです。
カワセミもいろいろな種類がいて、よく見るとかわいいです。浅瀬で魚を捕るために、橋の端の石の上にとまって、じっと川の中の様子をうかがっています。
チョべ国立公園であちこちで見られていたアフリカゾウは、カフエでは、遠くからは見えはするのですが、雨季のために木々が生い茂っていて直前隠れてしまい、なかなか出て来てくれませんでした。もうゾウは見られないかな、と思ったころ、たまたま開けた場所で見ることができたのはうれしかったです。
そして、最後に見られたのはライオンのプライド(群れ)。9匹のメスライオンたちが堂々と草原で休んでいました。そのうち1匹が首輪をつけており、プロジェクトで生態を調査しているんだとか。この辺りは、2匹の兄弟ライオンのテリトリーで、このプライドもその兄弟ライオンのプライドの1つだそうです。
普段は、9:00にゲームドライブを終了するそうですが、最後にライオンのプライドを発見してくれたので、はじめの船着き場に戻るころには、10:00をまわり、かなり満喫することができました。チョべ国立公園では動物を見るので精一杯でしたが、今回は、ガイドさんに色々話が聞けて、カフエ川クルーズのときも思いましたが、迫力には欠けるものの、カフエはカフエで、また違った楽しみ方がある感じがしました。