ザンビアで味噌を作ってみた第5弾

やってみた

先日育てた麹を使って(麹の記事:ザンビアで麹を育ててみた 第2弾)、寒仕込みの味噌を作ることに。味噌作りも第5弾、どんな経過をたどるのかわかってきたので、すっかり慣れたもの(おいしい味噌かどうかは別問題として)。週1のペースで納豆も作っているので、当初は影響が心配ではありましたが、今のところ大丈夫そうです。念のため、使う器具類を別にするようにしています。

冷蔵庫10日目の麹を使いますイメージ
冷蔵庫保存10日目の麹を使います

先に今年に入って仕込んだ味噌の経過を記録しておくと、市販の乾燥麹で仕込んだ第3弾の味噌は今月末で5か月。3、4月にまだまだ暑い日が続いたので、発酵スピードが速かったです。9月に仕込んだ第2弾よりは若干ましなものの(第2弾記事:第2弾の自家製味噌は3か月目で食べごろ?)、あっという間に色がついてしまいました。日本でこの味噌を見たら赤味噌?って思うかも。今食べている、日本から持ってきた市販の味噌がもうすぐ無くなるので、これは近いうちに食べ始める予定です。

第3弾味噌イメージ
第3弾作りたて
第3弾2か月目イメージ
第3弾2か月目
第3弾4か月目イメージ
第3弾4か月目
第3弾もうすぐ5か月目イメージ
第3弾もうすぐ5か月目

第1弾の手作り麹で仕込んだ第4弾の味噌は今月末で3か月経過(第4弾の記事:ザンビア 手作り麹で味噌を作ってみた)。今のところきれいな色を保ちつつ、麹の粒粒感がだんだん無くなってきていて、外からも味噌らしい香りがし始めました。きれいな色に仕上げたいなら、やはり寒い時期に仕込むのがいいですね。こちらはもう2か月ほどこのまま置いておく予定です。

第4弾作りたてイメージ
第4弾作りたて
第4弾1か月目イメージ
第4弾1か月目
第4弾2か月目イメージ
第4弾2か月目
第4弾もうすぐ3か月目イメージ
第4弾もうすぐ3か月目

今回の味噌作りで使う、第2弾の麹を量ってみると550g。こちらの麹に、いつもの適当な計算式、(乾燥大豆の重さ 350×2+生麹の重さ550×0.8)×12.5%で出した、142gの塩を合わせ、袋に入れて振って、先にきれいに混ざるようにしておきました。

麹 550gイメージ
麹 550g
塩 142gイメージ
塩 142g
袋を振って混ぜておくイメージ
袋を振って混ぜておく

納豆の時もそうでしたが、大豆に少し苦みを感じるようになったので、今回は一番最初に茹でこぼす手順を加えました(納豆の記事:ザンビアの乾季と納豆の憂うつ再び)。そしていつものように大豆を蒸して、指で簡単につぶせるくらい柔らかくなっているのを確認します。問題なければ、消毒しておいた器具でペースト状にしていきます。

器具類は事前に熱湯消毒イメージ
器具類は事前に熱湯消毒
圧力鍋で蒸した大豆イメージ
圧力鍋で蒸した大豆
指で簡単につぶれるか確認イメージ
指で簡単につぶれるか確認

前回、生麹を入れたらやや硬くなったので、蒸し汁を入れながら、市販の味噌より緩めのペーストに仕上げていきます。大豆の粒が残っていても、最後に袋の上からつぶせるので、適当で大丈夫です。48℃以上だと麹菌が死滅してしまうため、ペーストが熱くないのを確認し、塩と合わせておいた麹を加え、ヘラで均一になるように混ぜていきます。仕上がりは、市販の味噌よりやや固めかな、と思うくらい。

フードプロセッサーで滑らかにイメージ
フードプロセッサーで滑らかに
ヘラでさらに滑らかにイメージ
ヘラでさらに滑らかに
塩と合わせておいた麹を入れるイメージ
塩と合わせておいた麹を入れる

しっかり混ざったら、味噌を空気を抜きながらジップロックの袋に詰めていきます。カビの餌になるので空気は大敵。はじめにハンバーグの種を作るときのように、軽く叩きつけて玉を作り、それを袋に詰めていくと、中の方に空気が残りにくいです。全部袋に入ったら、真空になるようにイメージして、さらに袋の端に入った空気を抜きながらジッパーを閉めていきます。

しっかり混ぜるイメージ
しっかり混ぜる
空気を抜いた味噌玉を袋にイメージ
空気を抜いた味噌玉を袋に
真空目指して空気を抜くイメージ
真空目指して空気を抜く

今回の味噌は1,680gになりました。前回が1,558gだったので、120gも違いますが、ザンビアは乾季、今回の大豆が乾燥していたのかも。寒い時期にもう1回味噌を仕込めるかな。

タイトルとURLをコピーしました