ザンビア ローワー・ザンベジ国立公園3泊4日旅行

バッファローの群れイメージ 観光

先日連休を利用して、シアボンガに行ったばかりではありますが(シアボンガの記事:ザンビア シアボンガ2泊3日旅行)、せっかくのザンビア在住、タイミングを逃す手はありません。少し早い夏(冬?)休み休暇、今度はザンビア国内、ローワー・ザンベジ(Lower Zambezi)国立公園へ行ってみることにしました。

ローワー・ザンベジ国立公園を目的地に選んだ理由

ザンビアは国土の総面積の約30%ほどが国立公園と動物保護区に指定されていて、世界的に有名なのが、サウス・ルワングワ、カフエ、ローワー・ザンベジの3つの国立公園です。去年のクリスマス休暇でカフエとローワー・ザンベジとで悩んで、雨季でも黄色い車で行けるカフエを選択したので(カフエ国立公園の記事:ザンビア カフエ国立公園2泊3日旅行)、今回はローワー・ザンベジ国立公園に決めました。

当初、旅行会社に確認して、乾季なら四輪駆動ではない黄色い車でも行けると聞いていたのですが、最終的にそれは難しいことが判明。チャーターセスナ(数人乗りの小型飛行機)で行くのが一般的だそうです。しかしながら飛行機が苦手なこともあって、最終的に四輪駆動の車をチャーターして、宿までの送迎をお願いすることにしました。

あとで泊まったロッジの方に確認したところ、道路の未舗装区間はチャーターボートがあるそうで、黄色い車で近隣の町の提携ロッジまで来て駐車しておき、ボートに乗り換えても来られるそう。なので、セスナか、ボートをチャーターして来るのが一般的とのことでした。確かに車で来ている人はあまり見られず。ローワー・ザンベジに車で行った様子は、また別記事で紹介したいと思います。

ローワー・ザンベジ国立公園について

ローワー・ザンベジ国立公園はザンビア南部に位置していて、面積はザンベジ川の北西岸に沿って4,092kmに及びます。1983年に国立公園に指定されるまでは、大統領が個人で所有する動物保護区だったこともあり、手付かずのままの自然が残されました。ここはザンベジ川下流の氾濫原にあたり、雨季になるとザンベジ川が溢れて一帯が湖のようになりますが、乾季になるとザンベジ川周辺に、水を求めて大型動物が集まります。そのため、大きくはありませんが、動物を間近で観察できる国立公園のひとつです。ザンベジ川の対岸、南側はジンバブエのマナ・プールズ国立公園で、こちらは世界遺産に指定されています。

断崖側の景色(クリックで拡大)イメージ
断崖側の景色(クリックで拡大)
雨季に川になる場所があちこちイメージ
雨季の川の跡があちこち(クリックで拡大)

ザンベジ川ではカバの群れやナイルワニ、川岸ではアフリカゾウの群れ、川中にある島を渡り歩くバッファローやウォーターバック、公園にはライオンやヒョウも多く生息しています。また、インパラ、ブッシュバック、クーズー(クードゥ、クドゥとも呼ばれる)をはじめとする、アンテロープ(牛の仲間)が見られます。ローワー・ザンベジ国立公園の北はザンベジ断崖(山々に囲まれているように見えました)で、ザンベジ川に向かって傾斜する丘陵地帯はキリンに適さないため、カフエ国立公園と同様で、残念ながらキリンは見られません。

ザンベジ川(クリックで拡大)イメージ
ザンベジ川(クリックで拡大)
夕日(クリックで拡大)イメージ
夕日(クリックで拡大)

ローワー・ザンベジ国立公園 旅行日程

今回の旅行は3泊4日、いつもの旅行会社でおすすめされた、ローワー・ザンベジ国立公園内にあるRoyal Zambezi Lodgeに滞在しました(Royal Zambezi Lodgeのサイトへ:Royal Zambezi Lodge)。滞在中の3食+1日につき2アクティビティが含まれたプランで、現地で注文したドリンクと、ゲームドライブなどに参加するたびに必要となる、国立公園の入域料等(Park Fees)だけ、チェックアウトの会計時に別支払いになります。

ちなみにPark Feesは、ザンビア在住者か海外からのビジターかによって値段が違うので(ちなみに2024年7月現在、1日につきザンビア在住者が20ドル、海外からのビジターが25ドル)、在住者であればゲームドライブの際にIDカードを見せて確認しておくといいです。特に何も聞かれず確認しなかったため、自動的に海外からのビジター登録になり、後からは変更ができませんでした。国立公園の維持費に貢献したと思うことにします。

Royal Zambezi Lodge 入口イメージ
Royal Zambezi Lodge 入口
ロッジ前でカバに歓迎される(クリックで拡大)イメージ
ロッジ前でカバに歓迎される(クリックで拡大)

アクティビティは、主に以下のリストから午前1つと午後1つずつ好きなものに参加でき、午前のアクティビティは前日の夕食時、午後のアクティビティは当日の昼食時に担当者からヒアリングされ、そこで都度申し込む形式でした。

  • ゲームドライブ(国立公園や保護区内で、車で野生動物を見に行くこと)
  • 魚釣り
  • ボートクルーズ
  • ブッシュウォーク(午前のみ 国立公園や保護区内を徒歩で散策すること)
  • 山歩き(午前のみ)
  • カヌー(午後のみ)

毎回迷いはするのですが、結局ゲームドライブに惹かれることに。1日目の午後のボートクルーズ、2日目の午後のカヌー以外は、4回もゲームドライブに参加することとなりました。

個別の内容は、日程に合わせて後日各記事で紹介したいと思います(内容など変更するかもしれませんが)。

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