ローワー・ザンベジ国立公園ゲームドライブに参加してみた 1回目

ヒョウイメージ やってみた

ちょっと早い夏季休暇で、ザンビア ローワー・ザンベジ国立公園へ、3泊4日の旅行に行くことにしました(旅行の記事へ:ザンビア ローワー・ザンベジ国立公園3泊4日旅行)。

1日目の夕食時、翌日の午前中のアクティビティを何にするか尋ねられ、ゲームドライブ(国立公園や保護区内で、車で野生動物を見に行くこと)を選択しました。午前中のゲームドライブは、6:30~10:30くらいまでのアクティビティです。2日目の早朝5:30、宿泊している部屋(テント)にスタッフがモーニングコールに来てくれ、6:00にメインロッジへ行って朝食。周りにはフェンスなどは無く、ロッジ内も野生動物が行き来するので、暗い時間帯は必ずガードのスタッフがエスコートしてくれます。5:30~7:00まではドリンク、シリアル、ヨーグルトやフルーツなどの簡易的なセルフサービスの朝食が提供され、7:00~9:00に卵料理などの温かい朝食が提供されるよう。滞在中は毎日ゲームドライブに参加したので、結局、簡易朝食のみで済ませることになりました。

まだ暗い時間はガードさんがエスコートイメージ
まだ暗い時間はガードさんがエスコート
フルーツにパッションフルーツが!イメージ
フルーツにパッションフルーツが!

6:30、ドライバー兼ガイドさんが迎えに来てくれ、道路側のロッジ入り口から、大型4WDのサファリカーに乗り込みました。この日、早朝ゲームドライブに参加したのは、私たちを含め2組で、ドライバー兼ガイドさん+視力のいいアシスタントガイドさんの2人で案内してくれました。

まずはロッジからローワー・ザンベジ国立公園の入り口まで、東に20分ほど走ります。ルサカと比べて標高が低くなるため、ローワー・ザンベジは暑く、日中は半袖で過ごせるくらいでしたが、さすがに朝は冷え込みます。さらにサファリカーはオープンカーで直接冷たい風が吹きつけるので、ダウンジャケットを着てもまだ寒いくらい。午前中にゲームドライブをするなら防寒具は必須です。

途中朝日が見えるイメージ
途中朝日が見える
干上がったチョングウェ川イメージ
干上がったチョングウェ川
国立公園入口イメージ
国立公園入口

Google Maps上では国立公園の境界にチョングウェ川(Chongwe River)が流れていますが、川の水は干上がっていて、車で横断してローワー・ザンベジ国立公園内に入れました。入り口で名前と国籍を記載し(ロッジがまとめて帰りに請求書を受け取ります)、いよいよ本格的なゲームドライブ開始。基本的にローワー・ザンベジのゲームドライブは肉食動物狙いなようで、ザンベジ川沿いの中エリアを中心に、ライオンとヒョウの目撃エリアを中心に回ることが多かったです。草食動物や鳥などを見たい場合など、事前に何が見たいかガイドさんにリクエストしておくといいと思います。以下、1回目のゲームドライブのハイライトを中心に、印象に残った瞬間などをご紹介します。

初めてヒョウ(Leopard)を見る

アシスタントガイドさんが木の上にさっそく発見したのは、若いヒョウ。初めての野生のヒョウ(Leopard)をみました。体長がやや小さめのヒョウが木を登っています。私たちに見られているのに耐えられなくなって、しばらく木の上を右往左往していましたが、あっという間に逃げてしまいました。以下動画を掲載しますので、ご興味があればクリックしてご覧ください。

凛々しい立ち姿のウォーターバック(Waterbuck)

ローワー・ザンベジ国立公園内では、インパラ、アフリカゾウ、バブーン(Baboon ヒヒ)は、あちこちで見ることができます。その他でいくと、この日は、他の国立公園ではまだ見たことがなかったアンテロープ(牛の仲間)、オスのウォーターバック(Waterbuck)を間近で見ることができました。ボートクルーズでは遠めに川中の島で発見しましたが、水辺に生える草を好むよう。川や湖があるサバンナや森林に生息していて、お尻の白い丸い模様が目印です。他のアンテロープに比べると、やや長い体毛で、水をはじくんだとか。立ち姿がとても美しいです。

ウォーターバック(Waterbuck)イメージ
ウォーターバック(Waterbuck)

遠くのオニアオサギ(Goliath heron)を見つめる

公園内にはいろいろな鳥も見られます。この日、新しく見た鳥が、オニアオサギ(Goliath heron)、翼を広げると2mを超える、世界最大のサギです。ティラピアのような大型の魚から、カエル、ヘビ、トカゲなどの小動物まで捕食するそう。

カンムリホロホロチョウ(Crested guineafowl)

遠くからですが、カンムリホロホロチョウ(Crested guineafowl)も発見。灰青色で、白い水玉模様、あごに赤い肉垂を持ったホロホロチョウは、チョべ国立公園でもたくさんいましたし(ホロホロチョウの記事:7日目 ボツワナ チョべ国立公園サファリ 1泊2日 キャンプ 2日目)、ここ、ローワー・ザンベジ国立公園でも見られますが、このカンムリホロホロチョウは全体が黒く、頭の上の鶏冠も黒くてちょっと違います。臆病で近づくとあっという間にいなくなるのは、同じですが。。。

カンムリホロホロチョウ(Crested guineafowl)イメージ
カンムリホロホロチョウ(Crested guineafowl)

9:00くらいに、見晴らしのいいザンベジ川沿いで休憩タイム。周りに野生動物がいないかチェックして、この休憩時だけ、サファリカーを降りることができます。ロッジの手作りクッキーと、ガイドさんに淹れてもらったコーヒーを手に、壮大な景色を見ながらほっと一息。

サファリカーイメージ
サファリカー
コーヒーを淹れてもらうイメージ
コーヒーを淹れてもらう
ザンベジ川イメージ
ザンベジ川

その後も、動物を観察しながら、ゆっくりとロッジ方面に戻っていきました。今日はヒョウが見られたので、とりあえず満足。他いくつか写真を掲載しておきます。(下記イメージはクリックで拡大します)

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