ちょっと早い夏季休暇で、ザンビア ローワー・ザンベジ国立公園へ、3泊4日の旅行に行くことにしました(旅行の記事へ:ザンビア ローワー・ザンベジ国立公園3泊4日旅行)。
4日目の最終日、この日は11:00に迎えを予定していたので、午前中もアクティビティが可能。ブッシュウォークをするか、ゲームドライブか悩みましたが、ブッシュウォークは2時間ほどで国立公園には入らないと聞いたので、国立公園を最後まで楽しみたいと、結局ゲームドライブにすることにしました。チェックアウト時間は10:00でしたが、今の時期は満室ではないので、アクティビティが終わってから出ても大丈夫とのことでした。
この日、1~3回目のゲームドライブとは別のドライバー兼ガイドさん+視力の良いアシスタントさんが担当で、参加者は私たちだけ。国立公園内の入り口付近は山火事の煙が充満していて、かなり煙かったです。2日目に山から下りて来ていたシマウマに出会いましたが、ここまで煙がすごいと、確かに動物たちは避難しないと厳しそう。

最後のゲームドライブは結果的に、肉食獣には出会えなかったのですが、色々な動物をゆっくり見せてもらえました。担当ガイドさんによって、説明の仕方や動物の追い方が全然違います。以下、4回目のゲームドライブのハイライトを中心に、印象に残った瞬間などをご紹介します。
美しい立ち姿、一瞬のクーズー(Kudu)
チョべ国立公園では割と発見しやすかったのですが(ボツワナの記事:7日目 ボツワナ チョべ国立公園サファリ 1泊2日 キャンプ 2日目)、時期的なものなのか、ローワー・ザンベジ国立公園ではクーズー(クードゥ、クドゥとも呼ばれる)はあまり見ませんでした。

顔に入った模様や、らせん状に巻いた角など、見た目がカッコよくて好きなのですが、なかなか出会えず。最後に姿を見せてくれました。
ザンビアの国鳥サンショクウミワシ(African fish eagle)
この日、肉食獣に出会えなかったので、今まで行ったことがない場所へ連れて行ってくれました。まだ枯れていない小さな川の近くにいたのは、サンショクウミワシです。水辺に生息していて、翼を広げると2メートルにもなるそう。サンショクウミワシはザンビアの国鳥で、国章や国旗、お札にも描かれています(お金の記事:ザンビアのお金)。私たちが見た際には2匹いて、ちょうど魚を捕まえて食べていたところでした。動画では少し見づらいのですが、私たちが来たので警戒し、魚を下に落として1匹が飛び立ち、もう1匹が警戒している最中です。
群れから外れて彷徨うバッファロー(African buffalo)
前の日にバッファローの群れをみましたが(群れの記事:ローワー・ザンベジ国立公園ゲームドライブに参加してみた 2回目)、この日見たのは川辺を1頭で歩いているバッファローでした。見晴らしもいい場所で、肉食獣に狙われそうですが、もう10:00前だったので、ちょっとのんびり。いちよう、私たちの目に入らないところに行きたいようで、全然体が隠れていませんが、木の後ろに行くのが面白かったです。
草食動物たちの平和な時間
肉食獣がいない日だったからか、草食動物がのんびりしている姿がよく見られました。ホロホロチョウに、ウォーターバックのメス、イボイノシシに、インパラが開けたサバンナで一緒に過ごしていました。
見たかった草食動物はすべて見せてくれました。ブッシュバック(Harnessed bushbuck)のメスも見ましたが、いつも藪の中で結局写真には収められず。以下小さいですが、見たときの写真も掲載しておきます。(下記イメージはクリックで拡大します)






こうして、ローワー・ザンベジ国立公園の最後のゲームドライブは終了しました。肉食獣に出会わなかったので、テンションはあがりませんでしたが、ゲームドライブは何度行っても新しい発見があります。野生の動物が見られるのはあと数えられるくらいだろうなあ。