20時間停電が発表された、次の日のこと(発表された日の記事:魔の月曜日、停電時の強い味方その2現る、とは言えど。)。集合住宅地の管理の方から連絡があり、もし、一時的にガスコンロを提供するとしたら使う?という嬉しいお話が。オーナーさんが、積極的に不満解消に努めてくれている模様です。さすがに20時間停電で毎日調理ができないとなると、ガスかインバーターの増強を検討していたところだったので、渡りに船。もちろん即答、「はい、お願いします!」
ガスの導入を渋っていたのは、プロパンガスボンベの置く場所がないから。ガスコンロはgame(ホームセンターのような場所)で山積みされていたので(gameの記事:まずはここだけ押さえれば)、簡単に手に入ります。でも、買うのはいいけれど、どこにガスコンロとガスボンベをおくのか、それが個人的に問題でした。万が一、ガス漏れや問題が起こったときに、自分では対応できないので、今回、集合住宅地で対応してもらえるのは、かなり安心です。
そして、早速、器用で何でもできるスーパー仕事人(ケアテイカー Caretaker と呼ばれています)ケルビンさんが来てくれました。躊躇なくドリルでキッチンの収納棚にガスホースが通る穴を開け、プロパンガスボンベを置けるよう棚の高さなども調整。ものの数分で2口のガスコンロを設置してくれました。作業がものすごい早い。


ケルビンさんにできないことはないのではないかと、本当にびっくりします。何をどうしたら、こんなに色々できるようになるんだろうか。先日、オーブンの下のヒーターがショートして使えなくなったのですが、さすがにこれは技術者を呼ぶのかと思いきや、見て30分もかからず、部品の交換を済ませて使えるようにしてくれました。水まわり、電気回り、家の修理に、庭の管理と多才すぎます。個人的に依頼して出張で直してくれることもあるそうです。困ったときのケルビンさん。


ガスコンロがあれば食事は問題なく作れるので、20時間停電も乗り切れそうな気がしてきました。ガスコンロなら揚げ物もできるし、料理環境はむしろ前よりも便利に。ちなみに、20時間と発表されましたが、不満が出ないように分散させているのか、今のところバラバラな時間帯で実施されています。日曜日16:00~翌13:00、火曜日1:00~23:30、水曜日4:30~15:30、19:30~翌1:30、木曜日7:30~翌1:30。

今、ザンビアでは電気が使えなくて、不便を感じている人はたくさんいるので、うちは恵まれた環境です。感謝して過ごさないといけませんね。