6月くらいにザンビアのさつまいもの記事を書きましたが(さつまいもの記事:アフリカのさつまいも)、最近紫のさつまいもがスーパーマーケットでばら売りされるようになったので、こちらも買ってみることにしました。ちなみに、白いさつまいもはあれからスーパーマーケットでは見られず、道端の野菜売りでたまに売られているのを見かけるだけです。
まだ白いさつまいもが残っていたので、今回の紫のさつまいもと一緒に甘煮にして比べてみた結果、圧倒的に勝者は白いさつまいも。紫のさつまいもは、ホクホク感がなくてやや繊維質が残る感じ。食感が海外で食べる水っぽいかぼちゃに寄っているというか。甘みも白いさつまいもよりさらに少ない印象。買ってから甘みがでるかなと思い、少し置いてみましたが、あまり変化もなく。



残りの紫のさつまいもを、先日作った玉ねぎ麹と牛乳を使ってスープにしてみたら(玉ねぎ麹の記事:ザンビアで玉ねぎ麹を作ってみた)、おいしかったので、スープとかじゃがいものように炒め物に使うのがいいかもしれません。買うなら、白いさつまいもかな。

さつまいもと言えば、お菓子に使えるイメージがあります。白いさつまいもは袋買いしたので、まだ残っていて、少し置いたら甘みが増したので、パンのフィリングに使ってみることにしました。が、やはり日本のさつまいもには遠かったです。一番初めに作ってみたのは、さつまいもあんぱん。さつまいもを柔らかく煮て、砂糖とバターと牛乳を合わせてあんにして、包んでみました。それなりにおいしかったのですが、日本のさつまいもほど味が強くないので、何か物足りないような感じがして、味にインパクトがない。



そんなに入れてはないのですが、バターを入れたので、さつまいも風味が感じられなくなったのかなと、今度は少しの砂糖とみりんで煮たものを角切りにして、ベーグルパンに入れてみました。が、これも何か足りない感じ。



先日作ったりんごジャムと合わせると少しおいしく感じたので、さつまいもとしての味の弱さが原因かも。例えるなら、やや甘いじゃがいもを使った仕上がりになっているような。

密かにお正月に栗きんとんもどきが作れるなと思っていましたが、栗の甘煮などが無ければ、はちみつとか、レモン果汁などを入れて調整しないと、味がボケる気がしてきました。このさつまいもは普通に素揚げして塩を振るとか、塩味の方が引き立ちそう。スイーツなら醤油味が入る大学芋とかなら、いけるかな。