今日から10月に入り、ザンビア ルサカ暮らしも17か月目に入りました。今日の気温は最低気温20℃、最高気温33℃予定。記録のため、9月の季節の様子を遡って書いておこうと思います。
9月はザンビアの初夏、寒さを感じることもなく、朝晩も半袖で過ごせるように。8月に開花が見られたジャカランダがあちこちで咲き始め(ジャカランダ開花の記事:ジャカランダの開花、ザンビアの夏はもうすぐ?)、ルサカの町中が紫色に染まってきました。ジャカランダは桜のように一気に咲くというよりは、段々と咲いていき、長い間花の季節を楽しめます。

去年は気付かなかったのですが、紫のジャカランダに隠れて、赤い花が咲いているのを発見しました。Red Hot Poker Tree、Coral Treeとも呼ばれる、Erythrina abyssinica(エリスリナ アビシニカ)です。ザンビアでは世界三大花木が見られ、マメ科の木が多い印象がありますが、この木もまたそのマメ科のひとつ。ジャカランダと同様に葉をすべて落とした後に、7~9月に黄をおびた鮮やかな赤い花をつけます。作り物の花が枯れ木に付いているように見えて、なんだか不思議な風景。


9月第1週はやや涼しかったものの、段々と暖かくなり、第3週の9/16、ザンビアのグリーン経済・環境省から、9/17~22まで気温が38℃まで上昇するだろうと、高温警戒アラートが出されました。標高1,300mに位置するルサカでも、最高気温が38℃前後まで上がったので、低地では40℃を超えたのではと思われます。朝晩は15℃前後にまで下がるので問題ないのですが、まだ9月なのに、日中外を歩くのはかなり危険な暑さ。
その後、9/23から数日、今度は強い風が吹き、一気に気温が下がり、1週間ほど過ごしやすい日々が続きました。北部で雨が降るかも、と言われていましたが、どうだったのか。ダムのある場所ではないと、電力にはあまり意味がないかとは思いますが。。。
そしてこの9月最終週、また気温が上がり、ここ数日は最低気温も20℃に前後まで来て、室内でも30℃を超えて暑いくらいだったので、10月にクーラーなしで過ごせるのかちょっと不安です。



(ヒメノウゼンカズラ)
9月の計画停電に関しては、石炭火力発電の年次メンテナンスの影響から、9/2にZESCOが1日3時間の電気供給にするとし、さらに9/11から主にルサカ中心に数日間の停電拡大を発表しました。その結果、最長73時間の電気無し生活を経験(3日間停電の記事:ザンビア ルサカ3日間停電カレー生活)しました。その後3日間くらいの停電無しのボーナスタイムが来ましたが、それも束の間、それからは平均3時間くらい(日によって0~6時間前後)の電気供給がランダムに実施されています。もはやZESCOは停電時間のスケジュール発表さえもしないし、8月までは12時間の計画停電でも文句を言っていたなんて、今からするとなんて贅沢だったんだろう。また、こんな状況下でも、やっぱり相変わらずカフェやレストラン、スーパーマーケットはジェネレーター(発電機)を使って平常営業をしていて、平常時より人で賑わっているのがなんだか違和感を感じてしまいます。
中国系市場のJCSに行ったら(JCSの記事:JCS Food Market)、ジャックフルーツが出ていました。東南アジアではよく見るフルーツでしたが、ザンビアで見たのは初めてかも。買いやすいようにカット売りしていたら買いたくなりましたが、かなりの大物で1つ買うのはちょっと。。。眺めるのみでした。
