石炭火力発電所の年次メンテナンスが無事に終了したため、ZESCOからの10/3からの計画停電のスケジュールが発表されました(ZESCO Facebook:Zesco Limited)。ルサカの住宅地は1日に3時間だけの電気が供給が開始されます。うちのエリアはなぜか住宅のResidentialではなく、産業のIndustries Aになることが多いので、恐らく今週は10:00~16:00の時間帯に当てはまるのではと思います。しばらくは安心できそう。
電気が来たところで、ちょっと新しいことにチャレンジです。ザンビアでも日本と同じくらいの値段で豆乳は手に入りますが、1リットルのパックを数日内に使い切るのがなかなか大変。大量消費する目的があるときに無調整豆乳を何回か購入しましたが、豆乳を使った料理を数日間考えたり、コーヒーに入れてみたりするのは、個人的にちょっと負担でした。今回は、おからも手に入るし、試しに豆乳を少量作ってみることに。

材料(豆乳380g、おから230gほど)
- 乾燥大豆 100g
- 水 500g
作り方
乾燥大豆をよく洗って汚れを落とし、豆の体積の3倍くらいの量のきれいな水に浸水しておきます(豆が水を吸ったあとも、水に浸っているくらいの量)。海外の豆は日本の豆に比べて乾燥しているので、そのまま24時間くらい冷蔵庫に置くくらいがいいかと思います。



大豆の水を切り、鍋に入れ、大豆がかぶるくらいの水を入れて(分量外)沸騰させます。沸騰したらすぐに水を捨て、軽く大豆を洗い、あくを取ります。この煮こぼす工程は、国産大豆などでは栄養価も減るし不要かと思いますが、ザンビアで手に入る大豆で試したところ、できた豆乳の舌触りにあくを感じて気になったので、追加した方がおいしかったです。



水500gと大豆をハンドブレンダーなどで液状にしていきます。うちにはミキサーが無いのでブレンダーを使いましたが、あれば、ミキサーが早くてよりきめ細かくなると思います。



きれいに液体状になったら、鍋に移し、強火にかけます。火にかけたら、なべ底が焦げつかないように、ヘラなどで絶えずかき混ぜます。湯気が立ってきたら沸騰前に弱火にして、10分さらに火にかけていきます。はじめはサラサラしていますが、完全に火が入ると、トロッとした感じが増してきます。これが完全に火が通った合図。



10分後火が完全に通ったら、ざるとさらしを使って、液体と固形に分けていきます。絞り出したものが豆乳、残った固形がおからになります。おからの柔らかさが好みの固さになったら、終了でOK。



今回は、豆乳383g、おから229gできました。おからは冷凍で、1か月くらいはもつようです。豆乳は傷みやすいので、熱湯消毒した瓶に入れてすぐに冷蔵庫保管、2~3日中に使い切ります。



料理に使ってみた
豆乳はジーマーミ豆腐風に。無糖のピーナッツバター大さじ3に、豆乳300gを少しずつ泡立て器などを使って混ぜ入れ、半分ほどのところで、片栗粉大さじ2も加えて滑らかにします。豆乳をすべて混ぜ終えたら、中火にかけ、焦げないようにヘラで混ぜながら固まるのを待ちます。固まってきたら弱火にし、2分ほど完全に火が通るまでさらに混ぜます。火からおろして、お好みの入れ物に入れて(容器を水に濡らしておくと、後で簡単に出せます)、冷蔵庫で冷やし固めたらできあがり。甘めのタレ(醤油:みりん:砂糖 3:1:1)と、わさびでいただきます。暑いときにぴったりのひんやり副菜。



おからは、冷蔵庫にあった野菜を油で炒め、砂糖、みりん、醤油各大さじ2、だし汁200ccと合わせ煮て、卯の花に。ハンドブレンダーで攪拌したので、ややおからの粒が粗いのが気になりましたが、半日くらいしたら味が馴染んで気にならなくなりました。たまに食べると、おからもおいしい。



豆乳もこれくらいの量であれば、1回で消費できるので、おからも手に入るし、手作りするのもいいかもです。