今日の日曜日はタコス

タコスイメージ ザンビア

夕食はそれほど重いものではなく、且つ、お休みの日なのでテレビを見て、くつろいで飲みながら食べる簡単なものがいい。さて、今週の日曜日の恒例の夕食は(日曜日の夕食の記事へ:今日の日曜日は3色丼)、タコスに決まりました。タコスの皮、トルティーヤから作ったので、いつもよりは手間。でも、1か月ぶりに安定して電気が来た1週間だった、プラス、この日曜日は7:30過ぎから15:00くらいまでは電気が来ていたので、今回はやる気があり、ちょっと特別です。

作るのは、とうもろこし粉を使った本格的な皮ではなく、家にある小麦粉を使った柔らかいトルティーヤを使ったタコス。タコスの具は、材料さえ切っておけば、混ぜたり焼くだけで簡単にできるものにしました。チリビーンズ、チキンファヒータ(鶏のグリル)、ワカモレ、トマトのサルサソース、卵サラダ、スライスチーズ、レタス。タコスは複数の具材が合わさることでおいしく感じるので、家で作る場合の味付けは、割と適当で作っても大丈夫だと思います。

準備した具材イメージ
準備した具材

まずは、電気が来ているうちに、メインの肉系の具材の作り置き。チリビーンズは、ニンニク1かけ、玉ねぎ1個のみじん切り、ひき肉200gを炒めたら、缶詰のミックス豆の水煮缶とトマト缶、ローリエ(月桂樹)2枚ほどを入れ、クミンパウダー、鶏ガラスープの素、チリパウダー各小さじ2、などで味付けし、ケチャップ、塩こしょうで味を整えて煮込むだけ、割と簡単です。ここまで作っておいて、食べる前に温め直します。作りやすい分量で作ったので、出来上がり量はやや多め。次の日の夕飯にリメイクする予定。

炒めてイメージ
炒めて
缶を入れて味付けイメージ
缶を入れて味付け
15分ほど煮込んで完成イメージ
15分ほど煮込んで完成

頻繁ではありませんが、個人的にエスニックなのものがたまーに食べたくなるので、海外暮らしに必ず1袋持って来ているのが、日本のチリパウダー。日本のチリパウダーは、ミックスされたスパイスなので、色々揃えなくても、これだけ入れれば、なんとなくエスニック味が決まるので、おすすめです。

チリパウダーイメージ
チリパウダー

チキンファヒータは、玉ねぎ1/2、赤パプリカ1/2個、鶏もも肉200gを細切りにして、鶏肉にすりおろしニンニク、チリパウダー、クミンパウダー、パプリカパウダー各小さじ1/2、塩小さじ1で下味を付けておきます。熱々がおいしいので、あとは食べる前にフライパンで焼いて、塩こしょうで味を整えてレモンを最後に絞るだけ。

鶏に下味をつけておくイメージ
鶏に下味をつけておく
食べる前に炒めてイメージ
食べる前に炒めて
塩こしょうとレモンで味を整えて完成イメージ
塩こしょうとレモンで味を整えて完成

次は、ワカモレとトマトのサルサソース。事前準備としては、玉ねぎ小1個、緑パプリカ1/2(あればピーマン)を各みじん切りにして、トマト小2個を角切りにしておきます。あまり早く作りすぎると水が出てくるので、食べる30分くらい前に、調味料と混ぜ合わせます。ワカモレに使うアボカドは、冷凍しておいたものを、作る30分ほど前に常温放置して半解凍で調理開始します。アボカドはザンビアで割と手ごろに手に入るのですが、なかなか食べごろのものがタイミングよく売っていないので、まとめて買って熟れたら、丸ごとラップをしてそのまま冷凍庫で保存しています。アボカドの食感を大事にする料理には向きませんが、ソースに使う程度なら便利でおすすめです。

30分ほど放置解凍イメージ
30分ほど放置解凍
半解凍ぐらいが扱いやすいイメージ
半解凍ぐらいが扱いやすい

食べる前に、ワカモレは、皮をむいたアボカドを適当につぶして、みじん切り玉ねぎ大さじ1、角切りトマト1/2個分、レモン汁大さじ1、塩少々、後はお好みでこしょう、すりおろしニンニク、オリーブオイルを混ぜれば完成。トマトのサルサソースは、残りの角切りトマト、みじん切り玉ねぎ、緑のパプリカを合わせて、レモン汁大さじ1、すりおろしニンニク、塩、こしょうで味を整え、お好みでタバスコや青唐辛子、パクチーを入れて完成です。ソース系は、最終的にタコスにしたときに色んな味が重なるので、塩味控えめに作るのがおすすめです。

ワカモレイメージ
ワカモレ
サルサのピリ辛がタコスのアクセントにイメージ
サルサのピリ辛がタコスのアクセントに

一番手間がかかるのが、タコスの皮、トルティーヤ作り。トルティーヤはザンビアのスーパーマーケットでも売っているので、より手軽に、買って来るのもいいし、時間があるときに作っておいて、食べる前に温め直して使うのもありかと思います。個人的に大きな皮だとすぐにお腹いっぱいになるので、作るのは、少し小さめの15cm弱くらいの大きさ。最初に、強力粉160g、薄力粉40g、ベーキングパウダー小さじ1、塩3g、砂糖3gの粉類を合わせます。そこにオリーブオイル30g、牛乳60gを入れて箸でパラパラになるように混ぜ、さらに70gの熱湯を加えて、同様に混ぜていきます。水分が均一になってきたらヘラなどでまとめて、ラップをして15分置いておきます。

熱湯を混ぜていくイメージ
熱湯を混ぜていく
ヘラでまとめて15分置くイメージ
ヘラでまとめて15分置く
こねるイメージ
こねる

15分後、台に出して、滑らかになるまで生地をこねます。つるんとして来たら、ラップをして30分ほど放置。後は、焼くときに12等分に分割して丸め、15cmより少し大きめにめん棒で伸ばします(フライパンに入れるとやや縮みます)。伸ばしたら、熱しておいたフライパンで弱火で30秒くらい焼いていきます。フライパンは事前に熱々にしておくのがポイント。はじめから弱火だとなかなか膨らみません。膨らんで来たら、裏返して、20秒くらい焼けば完成。焼いている間に、次の皮を伸ばしておくと、次々焼くことができます。焼いた皮は乾燥しないように、キッチンペーパー、さらにラップに包んでおきます。

つるっとしたら30分放置イメージ
つるっとしたら30分放置
分割してイメージ
分割して
伸ばして
膨らんでくるイメージ
膨らんでくる
ひっくり返して焼くイメージ
ひっくり返して焼く
乾燥しないようにするイメージ
乾燥しないようにする

その他に味のアクセントとして、茹で卵にマヨネーズ、塩こしょうを混ぜた卵サラダ、スライスチーズ、レタスを準備しました。レタスは千切りでもいいですが、余ったら保存しやすいように、洗って水を切っておくだけにしました。

卵サラダイメージ
卵サラダ

準備した具材を並べたら、夕食の開始。各々のお皿で自分で好きな具材をのせて、タコスを作っていきます。まずはレタス、メインの具材をのせて、ソース類を上にのせていくと、安定したタコスに。野菜もたくさん食べられるし、自分の好きな味にできるので満足感があって、家でのタコス、おすすめです。久しぶりの華やかな日曜日の夕食となりました。

好きな具材をのせてイメージ
好きな具材をのせて
満足感ありですイメージ
満足感ありです
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