10/31はハロウィン。午前中、Shopriteに買い出しに出たら、明日から11月に入ることもあり、クリスマスツリーの準備をしていました。独立記念日の飾りつけを取り外して、今度はクリスマス仕様に。ザンビアでは今年も一般的にはハロウィンは何も影響ないようです。

今年は停電で何もできないかと思っていたら、うちのエリアは独立記念日からずっと電気が供給されていて、この日も1日電気が使えました。さらに、バターナッツ(バターナッツの記事:アフリカのかぼちゃ)を買い置きしてなかったので、売り切れを心配していたらそんな必要もなく、普通に手に入りました。ということで、今年もハロウィンを楽しんでみることに(去年の記事:バターナッツでハロウィンを楽しんでみた)。



かぼちゃのクッキー
去年と作り方はほぼ一緒。今年は型抜きクッキーにしたかったので、分量を少し変更しました。
室温で柔らかくしたバター60g、粉糖60g、かぼちゃペースト80gを泡立て器で混ぜながら順に合わせていきます。そこに小麦粉110gに片栗粉40gを合わせたものをふるって加え、ゴムベラで粉っぽさが無くなるまでサクッと混ぜます。できた生地をラップにくるんで、1時間ほど冷蔵庫で寝かせます。



ほどよく硬くなったら、5mmくらいにめん棒でのばして、型抜きしていきます。今回は、ヨーグルトの空き容器を使ってお化けのクッキーにしてみました。手をつけて、楊枝を使って目の部分に穴をあけておき、160℃に予熱しておいたオーブンで20分焼きます。焼き上がりが少し寂しかったので、ココア、砂糖各大さじ1/2、水小さじ1を合わせてチョコレートソースを作って、目の部分に入れてみました。



おいしかったですが、かぼちゃを入れると、どうしてもしっとりするので、もう少し薄めに焼いたら、サクッとしてよかったかもしれません。
かぼちゃのタルト
去年のかぼちゃのタルトがおいしかったので、全く同じレシピで今年も作ってみました。バターナッツの色味が去年よりオレンジよりだったのか、色がかなり違いますが。



今年はお化けのイメージで、目だけつけてみました。食べるときは、クッキーと合わせてデザートの一品に。かぼちゃの味がしっかりとして、今年もおいしかったです。


かぼちゃのキーマカレー
グラタンは、万が一途中で停電が来た場合に怖いので、今年はバターナッツを使ったキーマカレーを作ることに。ひき肉と好きな野菜を炒めてカレー粉で味付けするだけなので、作り方は簡単です。
玉ねぎとバターナッツ、家にあった残り野菜のズッキーニ、インゲン、パプリカ、を角切りにしておきます。フライパンに油を熱し、玉ねぎ、ひき肉、バターナッツ、ズッキーニ、インゲン、パプリカ、を順に炒めていきます。軽く塩こしょうをしたら、大豆、ひよこ豆各50g、水200cc、ケチャップ大さじ1、ソース(ザンビアのHUNTERS Brown Sauceで代用)小さじ2を入れて、野菜が柔らかくなるまで煮詰めます。最後にカレールー1~2片、クミンパウダー、ガラムマサラ適量で味を整え、出来上がり。



料理は簡単にしたので、盛りつけにちょっとひと工夫。ご飯をお化け型に盛りつけて、チーズと海苔で目をつけて、ちょっとハロウィン感を出してみました。胡麻で目をつけた茹で卵も添えて。

バターナッツの甘さで、優しいキーマカレーになりました。顔を食べるのがもったいない。
おまけ
いつものランチのサンドイッチにも顔をつけてみました(ランチの記事:ランチサンドイッチ in ザンビア)。簡単なのに、ハロウィン気分になるので、目をつけるの、おすすめです。今年もハロウィン、楽しめた一日でした。

ザンビアは国家政策として農業に力を入れていて、主食のトウモロコシ以外の栽培を、ビジネスとして栽培することを奨励していますが、バターナッツもそのひとつだそう。3か月かからず成熟する為、年に3〜4回収穫できるので、ザンビアのスーパーではバターナッツが年間を通して手に入ります。
日本食を作ろうとすると、どうしても中国系市場で見慣れた野菜を買いたくなりますが、ザンビアの夏の時期、市場からは冬野菜が消えるかおいしくなくなり、葉物は元気が無くなるので、こういうときこそ、アフリカならではの野菜を食べておこうかなと思うこの頃です。