2024年も、ボツワナ チョべ国立公園へ2泊2日で行ってみることにしました。(旅行の記事へ:ボツワナ チョべ国立公園2泊2日旅行)。こちらの記事では、ボツワナ チョべ国立公園キャンプツアー2日目の午前の様子をご紹介します。
チョべ国立公園キャンプツアー参加2日目、外が明るくなる朝5:00には目が覚め、5:30には起床しました。気温は夜になってもそこまで冷え込むこともなく(いちようダウンコートを持っていきましたが使わず)、夜中に何度か動物の気配は感じましたが、私はどこでも寝られるので基本的に熟睡。手洗い場に暖かいお水を入れてくれるので、顔だけ洗って、準備されていたシリアルなどの簡単な朝食、Continental Breakfastを食べ、また同じメンバーでサファリカーに乗り込み、6:30には早朝ゲームドライブへ出かけました。



通常、早朝のゲームドライブは、この時間帯に活動的になる、肉食獣狙いです。でも、この日の午前中は7:00頃、昨日見た群れのうちの1頭のメスライオンを見つけましたが、肉食獣はそれだけでした。11:00くらいまで、国立公園のやや奥の方まで回ってくれ、草食動物を中心にゆっくり見て回りました。雨期に入りかけ、もう植物が芽吹き始めているのが印象的でした。(下記イメージはクリックで拡大します)






印象的だった動物は、一部動画でご紹介します。ご興味があればクリックしてご覧ください。
ザンビアの国鳥サンショクウミワシ(African fish eagle)
去年はあまり見た記憶がないのですが、今回は国立公園内でかなりの頻度で見ることができました。サンショクウミワシはザンビアの国鳥で、国章や国旗、お札にも描かれています(お金の記事:ザンビアのお金)。魚を捕まえて、木の上で食べようとしていたときに私たちが来たので、かなり警戒していました。ペアでいることが多く、この時も、隣の木でもう1羽がジッと見ているのを発見。
ユニークな顔を持つローン アンテロープ(Roan antelope)
今回、完全に初めて出会ったのが、このローン アンテロープ。かなり遠くからしか見られませんでしたが、先がとがった長い耳に、白と黒の斑紋を持つ、とても特徴的な顔をしています。体はタテガミがあり、がっしりしていて、馬のよう。この体つきから英名でhorse antelope(ホースアンテロープ)とも呼ばれているそうです。
注目を浴びるキリン(Giraffe)
早朝、闊歩するライオンの向こう側に、1頭のキリンが現れました。ライオンを見るために集まっていたサファリカーが、大丈夫だろうかと一斉にキリンに注目します。ライオンは我関せずといった様子でしたが、キリンは観光客がカメラを向けたので、進んでは止まって、進んでは止まってを繰り返して、ジッとこちらをうかがいます。ちょっとシュールな光景にも見えて可愛らしかったです。水を飲む姿がみられるかなと思いましたが、時間オーバーで移動しました。
アフリカゾウと異なり、少数の群れで動くことが多いキリン。この日は複数頭で行動する群れを発見しました。ちなみに、キリンは1種類だと思っていましたが、生息場所によって大きく分けて4種類いるそうです。ボツワナで見られるのはミナミキリン(Giraffa giraffa)足にもランダムに模様が入っているのが特徴。
去年のキャンプツアーでは、9:00くらいに一度キャンプサイトに戻り、きちんとした朝食を食べ、またすぐに10:00過ぎにはゲームドライブに戻ったのですが、今回はスケジュールが違いました。11:00に戻ってブランチを食べ、次にゲームドライブを開始したのは15:00くらい。希望者は、簡易青空シャワーを浴びられるのですが、支度も色々と大変になるので、男性2名だけで女性陣は誰も浴びず。結局、参加者で話したり、お昼寝してもあまるくらいの休憩になりました。



ツアーには泊数選択の他に、最終日に午前8:30くらいに国境まで帰るコースと、午後の16:30くらいに国境まで帰るコースの2種類があります($60くらい金額差があります)。前回は1泊で午後に帰るコースでしたが、今回はどちらにするか悩んで、2泊したので午前に帰るコースを選択していました。結果的に、このお昼の休憩時間はちょっと無駄になる気がしたので、いい選択をしたかもです。
午後のゲームドライブの様子は、次の記事でご紹介したいと思います。