最近、ランダムにお昼に停電することが多いのですが、そんなときのランチは決まってネギ味噌のおにぎりです。でも、ちょっとそれに飽きてきたこの頃、たまたまYouTubeを見ていたら、「おにぎらず」が海外で人気という動画がおすすめされたので、作ってみることにしました。
日本だったら、鮭、たらこ、高菜、昆布、梅干し、おにぎりの具は買い置きがあれば、おにぎらずよりずっとお手軽。でもザンビアだと、おにぎりの具は作るところからなので、手に入る材料で考えようと思うと、ネギ味噌、ツナ、そぼろなど。色々と試しましたが、結局、利便性を考えて冷凍しておけてとなると、うちは味噌も作っているし(味噌の記事:ザンビアで味噌を作ってみた第5弾)、最近はネギ味噌ばかりになりつつあります。おにぎりって日本固有の材料を使うことが多いですね。それに比べておにぎらずの利点は、水分がそんなに出ない、お弁当のおかずになるようなものが1品さえあれば、基本的に何でも合わせられるところ。夕飯のおかずで余ったものを具材として冷凍しておけば、いつでも使えて便利かも。今回は、昨夜作っておいた照り焼きチキンと、納豆をメインの具に使って、折りたたみバージョンのおにぎらずにしました。

1つのおにぎらずを作るのに、ご飯は100~130gくらい。今回は照り焼きチキンを2つ、納豆を1つ作ったので、1合のお米を使いました。おにぎりは塩をつけて握りますが、おにぎらずは、特にご飯に味付けがないので、炊くときにだしの素 小さじ1/2と塩 小さじ 1/4を入れておきました。照り焼きチキンの方は、昨日作っておいた照り焼きチキンの他、砂糖を少し入れた甘い卵焼きとレタス、納豆の方は、納豆にタレとネギを入れて混ぜたもの、目玉焼き(醤油で味付け)、レタスを具材として準備。



ラップの上に海苔を置き、中央下半分に切れ目を入れ、具材を並べていきます。今回、おにぎり用に既に切ってある海苔しかなかったので、それを3枚並べて使用しました。海苔の面を4分割して考え、左半分の2面にご飯をそれぞれ60gほど乗せ、右半分の2面に卵と海苔に水分が出ないようにレタス+メインの具材を乗せました。照り焼きチキンの方は、卵の上にマヨネーズを少し追加。



右下から反時計回りに折りたたんでいきます。各面に具をのせるときに隙間を作っておくと、折りたたみやすいです。多少はみ出しても、最後にラップでギュッとつつめば何とかなります。



包丁で一気にカットすれば、断面が見えてきれいです。思ったよりボリューミーになったので、ランチだったら、一つでお腹いっぱいになるかも。味はというと、照り焼きチキンは普通においしかったです。納豆は、ポロポロこぼれて食べにくかったので、納豆巻きのようにひきわりにして、卵にもう少し味をつけるとよかったかも。次回要改善です。


海苔の消費量は多いですが、ご飯の量は少なくて済むし、おにぎりよりたんぱく質も取れるので、ひとつの選択肢としていいかも。今度日本に一時帰国したときは、大きい海苔を買って来ようと思います。