いつもは日曜日の夕食のお話ですが、計画停電で夕食は代わり映えがないので、今日は朝食の話。分厚いフレンチトーストが食べたくなったので、作ってみることにしました。ザンビアで一般的に売られている食パンは、日本のサンドイッチ用のパンくらい薄くスライスしたものが多いし、量が多くて食べ切れないので、土曜日に食パンの仕込みから始めます。本当は、ちょっと固くなったくらいの食パンがいいとのことで、金曜日に作り始めたのですが、予測外の33時間の長時間停電が始まり、1度生地をダメに。もったいなかった。。。

食パンの作り方
材料(底部19×9×H6cm パウンド型 1台分)
- 強力粉 200g
- 薄力粉 50g
- グラニュー糖 15g
- 塩 3g
- イースト 2.5g
- 牛乳 70g
- 水 100g
- 無塩バター 15g
作り方
ボールに粉類を全て合わせて混ぜておきます。そこに、水と牛乳を加え、サクッとヘラなどでまとめて、台の上に出してこねます。こねていくと、すぐに手につかなくなるくらいの水分量です。



ある程度生地がつるっとしてきたら、バターを生地の中に入れて練り込んでいきます。端を切って伸ばしてみて薄くまくが張るようなら、こねが完了。きれいに丸めて、ラップをして2倍の大きさになるまで、40℃で50分ほど1次発酵させます。ザンビアのオーブンには発酵機能はついていないので、いつものように、何となく1分ほど庫内を温めて、入れておきました。



2倍くらいになったら、生地を150gぐらいで3分割してまるめ直し、ベンチタイム10分ほど置きます。今回は食パン型は無いので、パウンドケーキ型を代用。閉じ目を上にしてめん棒で平たくし、型の幅にサイドを折りたたんで、手前から巻いて閉じ、同じ向きで型に入れていきます。ラップをして、2倍になるくらいまで、40℃で40分ほど2次発酵させます。






型から少し上が出るくらいまで2次発酵が完了したら、190℃に温めておいたオーブンで、20分ほど焼いていきます。焼き上がったら上から少し落として中の空気を抜いて、型から取り出し、網の上で冷まします。完全に冷めたら、6分割して冷蔵庫で保管しておきました。



フレンチトーストの作り方
材料(食パン4枚切り2枚程度)
- 食パン 4枚切り 2枚ほど(今回は、上記で焼いておいたパン)
- 卵 3個(150g)
- 砂糖 大さじ1
- 牛乳 100g
- 生クリーム 100g
- バター 適量
- 粉糖 適量
作り方
前の日の晩に漬け込みをすると、中まで卵液がしみこむので、前日の夜に浸す作業までしておきます。食パンに、食べやすいサイズで切れるように、格子目に切り込みを入れておきます。卵と砂糖、牛乳、生クリームを順に混ぜて、都度よく混ぜます。最後に、液をざるなどで濾して、食パンの上からかけて浸し、ラップをして冷蔵庫に入れておきます。途中でパンを一度裏返すと、より均一に浸かると思います。



翌朝、熱したフライパンに薄く油をひき、弱火で、側面も含めた6面を3~4分くらいずつ、中にしっかり火が通り、軽く焦げ目がつくまで焼いていきます。最後に表面だけバターを軽く塗ってもう一度カリッと焼いて完成。



お皿に盛って、お好みで上から粉糖をかけたらできあがり。今回は家にあったマンゴーとジャム、ハチミツなどをかけていただきます。



フレンチトースト自体はあまり甘くないので、多いかなと思いましたが、完食できました。何もつけなくてそのままでも、外はカリッと中はジューシーでプリンみたいでおいしかったです。朝から血糖値が上がりまくり。クリスマスも近いし、何となく特別、たまには甘い朝食もいいかな。