ザンビアはキリスト教国。クリスマスから年末にかけてお休みを取る人が多く、仕事が動かなくなります。2023年の年末、この時期を利用して休暇を取り、カフエ国立公園に行きましたが(去年の記事:ザンビア カフエ国立公園2泊3日旅行)、2024年の年末にも、また行ってきました。少し時間が経ってしまいましたが、そのときのお話を書いておこうと思います。
なぜまたカフエ?
ザンビアは雨季。もし、ザンビアの最後のもう1つの代表的な国立公園、サウスルアングアに行くなら乾季がいいし、アフリカ近隣諸国に行って楽しもうにも同じく雨季、都市で気晴らしならいいかもですが、個人的に都会にはそこまで興味がないので、ちょっと考えてしまいます。ビクトリアフォールズに行くにはまだ雨が少なすぎるし、数日だけだから大人しく家で過ごす?と色々悩みましたが、せっかくザンビアにいるし、最終的に去年行って食事がおいしく、自然に囲まれたロッジでリラックスできた、カフエ国立公園に行くことにしました。今回は野生動物を楽しみに行くと言うよりは、停電する家を離れて、年忘れの旅。
部屋がグレードアップで年忘れにぴったり!
今年も宿泊したのはMukambi Safari Lodge(ムカンビ・サファリ・ロッジ)。ただ、部屋が違いました。去年、泊まったChalet(シャレー 、個別の宿泊施設)が唯一残念だったと記事にも書きましたが(部屋の記事:Mukambi Safari Lodge(ムカンビ・サファリ・ロッジ) を満喫してみた)、今年の部屋は、Luxury Safari Tents(ラグジュアリーサファリテント)。去年と同じ旅行会社から同じパッケージ料金で予約したので、たまたま宿泊客が少なくて部屋が空いていたからなのか(テントは4部屋しかないので)、理由は深く考えないことにしますが、とにかく今回部屋の方が、ずっとおすすめです。


まず、壁がテント素材でできていて、窓も大きいので、部屋の中がシャレーと比べて風通しがよく、とても明るかったです。カフエ川沿いに立っていて、隣の部屋とは適度な距離もあるので、川側に向いたテラスは完全プライベート空間。テラスにはバスタブもあり、入りませんでしたが、外でくつろぎながらお風呂に入ることもできます。なぜか、シャワーエリアに仕切りが無くて丸見えなので、友達同士などで泊まるにはちょっと恥ずかしい気もしますが、全体的に開放感があって、リラックスできました。前回の教訓を生かして、室内で履けるサンダルを持参。やっぱり、雨季の時期は砂がどうしても入るので、これがあるのと無いのとでは、快適さが全然違いました。



川沿いの木が巨木すぎて、川の景色があまり見えないのがちょっと残念ではありますが、静寂の中、水の流れる音、鳥やカバの鳴き声を聞きながら、ボーっとするのは最高。Mukambi Safari Lodgeに泊まった2泊の間、家にいるときとは比べ物にならないくらい熟睡もできたので、年忘れにぴったりの時間になりました。今住んでいる集合住宅地(コンプレックス)は、半年以上前に太陽光発電に切り替えると言ってから、結局まだ停電中はジェネレーターが稼働します。なので、ゴウンゴウンというものすごい音と共に、キッチンに水を溜めると水面に波紋ができるので、振動の影響を常に受けているのかなと、ここにきて改めて認識しました。Mukambi Safari Lodgeはもちろん太陽光発電を導入しているので、計画停電の影響はなく、とても静かです。
そして去年に引き続き、毎食の趣向を凝らした料理にも癒されました。スパイスやハーブとの組み合わせが斬新で、これなんだろう?と考えながら食べるのも、楽しみのひとつ。体にいいかと言われると、やや味が濃いめなので、数日程度がちょうどいいかもしれませんが、何よりも自動的に食事が出てくるって最高です。















カフエ国立公園 旅行日程
旅行日程は、前回と全く同じ2泊3日。Mukambi Safari Lodgeの滞在中の食事+1日1アクティビティ+国立公園の入場料(Park Access Fees)、全て含まれたプランを、旅行会社で2泊で予約しました。部屋のグレードの他にもうひとつ違う点は、去年は黄色い車で行きました(車で行った記事:ルサカからカフエ国立公園へ黄色い車で行ってみた)が、疲労度合いを考えて、今回はドライバー派遣の会社に送迎を依頼することにしました。ローワー・ザンベジ国立公園へ行った際のドライバーさんが担当してくれてたので(ローワー・ザンベジの記事:ルサカからローワー・ザンベジ国立公園へ車で行ってみた)、本当に安心して移動できました。
カフエ国立公園への旅は2回目なので、今回は、参加したクルーズとゲームドライブの印象に残ったところだけ、のちほど個別でご紹介したいと思います。