2024年もカフエ国立公園 早朝ゲームドライブに参加してみた

ミルクを飲む子ライオン やってみた

2024年の年末、ザンビア カフエ国立公園へ年忘れの旅に出ることにしました(旅行の記事:2024年ザンビア カフエ国立公園 年忘れの旅)。

2日目早朝5:00、宿泊しているテントにスタッフがモーニングコールに来てくれ、5:30にメインロッジへ行って簡易朝食。6:00にはドライバー兼ガイドさんが迎えに来てくれて、ロッジ前の船着き場から対岸のゲームドライブ(国立公園や保護区内で、車で野生動物を見に行くこと)の出発地点に向かいました。この日参加したのは4組。私たちは、ザンビア人カップルと同乗で1台に乗り込みました。

公園内のレンジャー訓練所イメージ
公園内のレンジャー訓練所
ソーセージツリーイメージ
ソーセージツリー

天気は曇り。ルサカと同様にこの辺もまだ雨が少ないようで、去年カワセミが見られた川も干上がったままでした(去年の記事:カフエ国立公園 早朝ゲームドライブに参加してみた)。雨季は見られる動物が限られていますが、それでも、見られた動物の数は去年より多かった気がします。特に印象に残ったのは、私たちのガイドさんが見つけたライオン。以下見られた各動物の動画を掲載しますので、ご興味があればクリックしてご覧ください。

子どもを守る母ライオン(Lion)

今回出会ったのは、13番目のプライド(ライオンの群れ)。3匹のメスで構成されているプライドですが、彼女たちは以前は別なプライドと一緒にいたそうです。外から別なオスライオンが群れに入り、元々いたオスのライオンから一部追い出されて分岐してできたとか。はじめに出てくる1頭目が妊娠中、2頭目は数週間前に4匹の子どもを出産していて、3頭目は子どもを2頭連れていました。2頭目のライオンの子どもは、まだ小さ過ぎるので、天敵やオスのライオンから守るため、岩場などに隠しているそう。この後、ガイドさんは以前隠していた岩場にも、案内してくれました。残念ながら子ライオンはいませんでしたが。

子ライオンが母ライオンからミルクを飲んでいる様子、母ライオンと遊んでいる様子も動画に撮ることができました。遊びの中で狩りを学んでいくそうです。

いつもなら寝ていることが多いライオン。この日は曇りでやや涼しかったので、まだこの時間も活動的でした。遠くに見ていると、お腹を見せて、まるで猫のようです。

角がかっこいいオスのプークー(Puku)

去年はこの時期、赤ちゃんが見られましたが、今年はまだお腹の中にいるようで、大きなお腹をしたメスのアンテロープ(牛の仲間)を見かけることが多かったです。それから今年はオスのプークーの凛々しい姿に目につきました。角の曲線が美しいです。何回来ても、新しい発見がありますね。

遠くに見えるカバ(Hippopotamus)

カフエ川の川幅は、そこまで広くないので、去年はあちこちで割と近くにカバが見られた印象だったのですが、今年はほぼ出会わずでした。鳴き声は常にするものの、一番近くでみたのはこれだけ。カバ好きとしては、ちょっと残念でした。

やっぱり遠くにアフリカゾウ(Elephant)

去年、カフエ国立公園でゾウに襲われる事故があったこともあり、ゾウに関しては遠くに見る感じでした。特にこの時期は、群れに産まれたばかりの子ゾウが一緒にいるので、警戒モードのよう。

ウォーターバック(Waterbuck)もかなり遠く

基本的に雨季ということもあって、遠くに動物を見る感じ。雨季は望遠鏡があるといいかもしれませんね。

ロッジの敷地内にブッシュバック(Bushbuck)

ローワー・ザンベジ国立公園では臆病すぎて、常に一瞬しか見れず、写真に収められなかったブッシュバックのメスですが、Mukambi Safari Lodgeに戻ったら、敷地内でトコトコ歩いているところを発見。バンビみたいな模様をしています、かわいい。

ゲームドライブが少し長引きましたが、11:00頃にはロッジに戻りました。この日はちょっと贅沢な時間の使い方ですが、他には何もせず、鳥の声を聞きながらリラックスして過ごしました。今回は、本当に癒された年忘れの旅になりました。

カフエ国立公園鳥の鳴き声

カフエ国立公園は雨季にしか来ていませんが、乾季に来ても実はおもしろいのかもと思いました。まだ見たことがない、チーターが乾季には見られるんだそう。雨季はチーターが移動してしまうんだそうですが、ちょっとチーター見たかった。

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