先日、手作りの寄せ豆腐はできたので、そこから水分さえ抜けば木綿豆腐も問題なくできそう(寄せ豆腐の記事:ザンビアで寄せ豆腐を作ってみた)。せっかくにがりを持って来たので、やる気があるうちに!ということで、木綿豆腐と言えば、鍋か麻婆豆腐?中国系市場で最近大きな白菜が出始めたので、手作り木綿豆腐でキムチ鍋を作ってみることにしました。
ザンビアで木綿豆腐は手に入るので作るつもりは無かったのですが、にがりを購入した際に、豆腐を固めるための木箱が目についてしまい。。。結局買ってしまったので、今回はこれを使ってみます。

木綿豆腐を作ってみた
今回は、基本的には豆腐箱を購入したサイトを参考に、微調整して作ってみました。
材料:豆腐2丁分
- 大豆 280g
- 水 1000g(浸水後の大豆の重量のおおよそ1.5倍ほど)
- にがり 20g
- にがりを溶くぬるま湯(50度ほど) 50g
作り方
途中までは、寄せ豆腐を作り方と同じです。よく洗った大豆を24時間ほど浸水させ、ハンドブレンダーで液状にしていきます。浸水後に大豆の水を切って計量したところ、今回は663gの大豆でしたので、1.5倍のおおよそ1000gのきれいな水を使用ました。



液状になったもの=生呉を30分ほどアクを取りながら煮て、さらしを使って豆乳を絞っていきます。最終的に、280gの乾燥大豆から851gの豆乳が絞れました。



絞った豆乳を火にかけ、75℃くらいにまで鍋でかき混ぜながら温めます。その間ににがりを準備。今回は、にがり20gをぬるま湯50gに溶いておきました。豆乳を火から外して、にがりをヘラを伝わせて回し入れたら、手早くひと混ぜ、反対回しにひと混ぜかき混ぜし、鍋の蓋をして余熱を使って30分ほど蒸します。



豆腐が固まるのを待っている間に、豆腐箱に濡らして固く絞ったさらし布をしいて(濡らした方が敷きやすい)、下から水が出るため、トレイなどを下に設置しておきます。豆乳が全体的に固まったのを確認して(固まっていなかったら、弱火で少し温めます)、固まった豆乳をヘラですくって、箱に入れていきます。



すべて入れたら、さらし布で上部を包み、箱のふたを置き、200gほどの重石を置いて、30分ほど水分を抜いていきます。固めの豆腐にしたい場合は、重石を重くしたり、水分を抜く時間を長めに取ります。30分後、さらし布ごと箱から豆腐を取り出し、水の中に移してにがりのアク(苦み)を抜いてできあがり。



冷蔵庫で保存し、3日くらいで食べ切ります。
キムチ鍋を作ってみた
キムチ鍋は、簡単に、以前友人がお土産に買ってきてくれて、便利でリピートしている鍋キューブの素を使いました(お土産の記事:お土産お楽しみウィーク)。キムチ鍋と言えば、豚肉ですが、豚の薄切り肉は無かったので、鶏ひき肉で肉団子を作って、キムチとお好みの野菜をごま油で炒めたら、水を鍋キューブを入れて煮込むだけ。キムチは無しでもいいですが、作り置きがあったので、なんちゃってキムチも利用(キムチの記事:ザンビアで玉ねぎ麹の白菜キムチを作ってみた)。鍋は出来立てが一番ではありますが、今週は夕食時が停電になるので、ここまで事前に準備しておきました。



豆腐は水に浸けて冷蔵で冷やしていたものを半分だけ利用、フレッシュに食べたかったので、食べる前に白菜とニラと入れて、ひと煮立ちさせました。鍋も無いので、キムチ鍋というか、もはやキムチ味の具沢山スープ?が完成。



さて感想はというと、日本で買う木綿豆腐より柔らかく、絹との間のような感じ。豆の味もしっかりするし満足です。翌日、残りの木綿豆腐を冷ややっこでも食べてみたのですが、水にさらすので、寄せ豆腐の際に少し感じたにがりの苦みが抜けて、こっちの方がおいしいかも。
