先日、ザンビアのアボカド食べてみたことある?と聞かれ、もうすぐ2年になるのに、まだ食べていないことが発覚。SHOPRITEに売られているアボカドは買ったことがありますが、南アフリカからの輸入物が多く、見た目は日本で見られるものに近いです。ザンビア産のものはもっと大きいんだそう。地元のマーケットや最近よく道端で売られているので、それを買えばいいのですが、そんなにアボカドを使う機会も少なく、輸入ものならSHOPRITEで手に入るので、わざわざ買いに行こうと思ってこず、現在に至ります。でも、そう言われると一度は食べてみたい、そして偶然、その機会はやってきました。
住んでいるウチの庭の壁の向こうの隣の敷地に、大きなアボカドの木があります。ちょうどマンゴーと同じ時期、8月頃に満開を迎え、10月には実が鈴なりになり、それから3月現在まで、実がなったまま。アボカドって実のなる期間が長いんですね。いつまで実がそのままなのか、誰も取らないし、もったいないな、食べてみたいな、とずっと思っていましたが、高枝切りバサミなら届くくらいの場所なので、いつも見つめるだけ。
ある日の朝、ふと庭に目をやると、庭にいくつかアボカドが!近くには大きなナタのようなものまで落ちておりました。庭仕事に入る際、庭師さんたちは庭に通じるドアから勝手に入ってきますが、基本的にドアには鍵がかかっていて、限られたメンバーだけが鍵を管理しているようです。外に出て声を掛けてみましたが、誰もいませんでした。恐らく、アボカドを取ろうと誰かが壁によじ登ってナタを振り回して、実を落としていた際に、間違ってうちの庭に落としちゃった、でも鍵は開けられないからどうしようもなく、と推測されます。とりあえず?うちの庭に落ちているし、誰もいないので、1つくらい、といただくことに。ちなみに、午前中、知らないうちにナタと他のアボカドは片づけられていました。


青々ときれいで、そしてやっぱり大きいです。このときはまだ硬くて食べごろには程遠かったので、そのまま室温で放置することにしました。そして放置すること2週間、黒々と色が変わって、ヘタのところがやや柔らかくなったので、食べてみることにしました。SHOPRITEで以前に購入してあったアボカドがあったので、大きさを比べてみると、ザンビアのアボカド、4倍くらいあります。


東南アジアでもそうでしたが、アボカドは基本的にフルーツのひとつで、現地の方はそのまま食べることが多いみたいです。ザンビアでは割と手に入りやすいので、レストランで出てくるサンドイッチや、ハンバーガーに具材として入っているのも、よく見られます。今回はそのままは食べるのは、少々重めなので、トマトと塩こしょう、レモン汁、オリーブオイルと合わせてサラダでいただきました。半分使ってかなりの量のサラダができました。
さてさてお味は?

ちょうど食べごろで、この大きさ、ジューシーで何よりも食感がよく、とてもおいしかったです。味の濃さで言うと、普段食べている日本のアボカドの方が濃いめな気がしますが、ザンビアのアボカド、食べ応えは抜群かも。まだの方は、ぜひ一度はお試しください。