休暇を利用して、ザンビア サウスルアングア国立公園への旅に出ることにしました(旅行の記事:ザンビア サウスルアングア国立公園3泊4日旅行)。
2日目、早朝5:45分、ロッジのセキュリティ担当のノックで起床、15分で準備を済ませ、6:00に一緒にロッジのメインエリアへ向かいました。今の時期の6:00は、すでに外は明るくなっているので割と平気ですが、夜は近くに大きなワニがいたりして危険。動物たちは自由にロッジ内を出入りするので、日が落ちた後に勝手に出歩くのは禁止されています。暗くなったらセキュリティ担当が帯同、ロッジの各部屋に電話が置かれていないので、事前に予定時間を決めておくシステムが取られていました。
朝食は簡単なビュッフェスタイル。シリアルにヨーグルト、トースト、マフィン、茹で卵にフルーツ、コーヒー、ジュースなど、好きなものを自分で取って席につきます。朝食も、昨日のゲームドライブのメンバーと同じテーブルで一緒にとりました。そして、そのまま6:45から午前中のゲームドライブへ出発。


今まで体験してきた早朝ドライブは、とても寒い印象があったのですが、ここサウスルアングア国立公園では全く寒さは感じませんでした。夏でもないのに、なぜ?調べてみると、ルサカより標高が低く且つ赤道寄りなこともあり、気温もルサカよりだいたい4℃ほど高く、最低気温も22℃もありました。
早朝から10:30までの午前のゲームドライブと、午後15:45から19:30のゲームドライブも含めた、簡単な見どころの動画を掲載しますので、以下、ご興味があればクリックしてご覧ください。
色白でやや小さなソーニクロフトキリン(Thornicroft Giraffe)
サウスルアングア国立公園にだけ生息する固有種、ソーニクロフトキリン(Thornicroft Giraffe)は、確かに今まで見てきたキリンと違います。キリンは黄色?なイメージがありましたが、このキリンは何よりもベースの白さが目立ち、やや小型です。首の栗色の斑点が特に大きくて、膝下には斑がないのも特徴で、斑点は年を取るほど濃くなっていくそうです。
角が剥げているのがオス、上まで毛が生えているのがメスだそうです。日が暮れる頃、またキリンの群れに出会うことができました。夕暮れに染まる空、雄大に広がる大地に、キリンの優雅に歩く姿は、見惚れてしまう風景。本当にきれいでした。
角で戦う練習?をするオスのインパラ(Impala)
開けた草原にでると、インパラの群れが広がっていました。この雰囲気は平和そのものです。角を使って戦う練習?をする、若いインパラたちも。
水浴びを楽しむアフリカゾウ(Elephant)
ドライバー兼ガイドのメイブルさんが、遠くにアフリカゾウを発見。向こう側が川なので、川に下りるかもしれない。ということで、我慢強くじっと待つことしばし。砂浴びをした後、ついに3頭の像が川に下りて水浴びを始めました。川の中で戯れ合うアフリカゾウの姿に釘付けになりました。
ワニを追い払うカバ(Hippopotamus)
アフリカゾウの水浴びを観察していると、奥でカバの群れが何やら不穏な動き。子カバを狙ってワニが近づいていました。それに気づいたカバは、ワニを追い払います。カバの強さがよくわかる瞬間でした。これはもう迫力満点!
昼間と違った風景が見られるナイトサファリ
シマウマは夜になると、天敵を避けるため、見晴らしの良い場所に群れで固まります。シマウマによっては、横になって眠るよう。動画では、一番右のシマウマが横になりかけます。
ナイトサファリでよく現れるのは、夜行性のアカクビノウサギ(Scrub Hare)。野うさぎ(Hare)は、いわゆるウサギ(Rabbit)とどう違うの?と聞くと、野うさぎは穴を掘らず、単独行動。その赤ちゃんは産まれたばかりでも毛が生えていて、目も見えるそうです。