ザンビアに訪ねに来てくれた友人と2人で13日間の旅に出ることにしました(旅詳細:まだまだ知らないことばかり第2ツアーのはじまり)。3日目 午前の記録です。
ボツワナ チョべ国立公園は3回目(1回目の記事:ボツワナ チョべ国立公園サファリ 1泊2日のキャンプに参加してみた(1日目)、2回目の記事:ボツワナ チョべ国立公園2泊2日旅行)。前回までと同様、事前にFawlty Towersに依頼し、1泊1日(1Day / 1 Night)のツアーの予約をしていました。
ボツワナ チョべ国立公園の入り口の町、カサネ(Kasane)へ移動
いつものように、朝7:00にティモテさんがFawlty Towersに迎えに来てくれました。今回Fawlty Towersから参加するのは私たちだけ。国立公園の中を通って、国境となっているザンベジ川に架かる、Kazungula Bridge(カズングラ橋)を渡り、出入国管理所へ向かいます。



出入国管理所では、今回もティモテさんのおかげでスムーズに、ボツワナ入国ができました。その後、カサネの町のKalahari Toursのオフィスで少しドリンクを飲んで休憩、ツアー代金の支払いを済ませました。今回は1泊1日で今までで一番短いキャンプで、$303(現金払い)でした。毎回来るたびに思いますが、Kalahari Toursは、ツアーの待合場所を兼ねて、オフィスの敷地内にThe Coffee Buzzというカフェを運営されているのですが、ここがとてもステキで個人的に好きな空間です。



ブリキでできた動物の置物などがとても可愛いです。ここに来れるのも今回が恐らく最後だろうと思って、帰りにお土産に小さなイボイノシシのブリキの置物をゲットしました。



チョべ川ボートクルーズに参加
いつものように9:30からさっそく、3時間ほどのChobe River(チョべ川) ボートクルーズを開始。ボートの操縦士兼ガイドのチカさん1人に参加者は10数人で、2階建ての少し大きなボートに乗船しました。前回もこれでしたが、2階から360℃見渡せるタイプのボートで、より壮大な景色が体感できるので今回もラッキー。


前回、前々回に来たとき、季節は10月の乾季だったのですが、今回は雨季終わりのチョべ国立公園です。思ってはいましたが、やはり景色が違いました。乾季は陸地になるところの大半が水に浸かっていて、かなり広い範囲が川の浅瀬部分になっていました。乾季はナミビアとの国境にあたる中州に水を求めて動物たちが集まっていて、そこを中心に見て回りましたが、水が豊富な今はそこに動物の姿は見られず。川沿いに集まって来る動物を中心に見て回る形でクルーズが進みました。




以下簡単な見どころの動画を掲載しますので、ご興味があればクリックしてご覧ください。
ボートの周りを飛び回るハリオツバメ(Wire-tailed Swallow)
ボートが動き始めると、周りをハリオツバメが飛び始めました。始めから最後までずっとついてきたので、ボートのどこかに巣を作っているのでは?と思われます。途中、ボートの先端で休む姿はとても可愛らしかったです。
かっこいいオオヤマセミ(Giant Kingfisher)ヒメヤマセミ(Pied kingfisher)
今までのチョべ川ボートクルーズでは、鳥を見た印象があまりなかったのですが、今回は雨季終わりということもあってか、川沿いの鳥を多く見ることができました。中でもオオヤマセミとヒメヤマセミは、こんなに近くではっきりと見たのは初めてかも。魚を取るための流線形の体がとてもかっこいい。
ヒメヤマセミ(Pied kingfisher)は白と黒のコントラストがきれいで、スタイリッシュな姿に見えます。基本的につがいで行動しているそう。
泳ぎが上手なミズオオトカゲ(Water Monitor)
以前にもミズオオトカゲは見たことがありましたが、こんなに近くで見たのは、こちらも初めて。上手に水の中を泳ぐそうです。舌を出して臭いを確認しながら歩きます。
可愛さと怖さを両方持ち合わせたカバ(Hippopotamus)
ボートクルーズと言えば、カバ。乾季ほどたくさんのカバは見られませんでしたが、最後に陸地に上がって食事をするカバを発見しました。カバは可愛いけれど、近づきすぎて縄張りに入ると本当に危険。今回は大きな船で接近できたので、カバ好きとしては満足いくまで観察できました。
青空に映えるアフリカゾウ(Elephant)
乾季は中州にたくさんのアフリカゾウを見ることができましたが、今回は川に下りてくるゾウを、ボートで追いかける形で見せてくれました。大人になりかけの小さいゾウが川に入って遊ぶ姿は、本当に気持ち良さそうで、微笑ましい瞬間でした。
お母さんと子ゾウの群れを発見。この日は青空だったので、川に景色が写り込んで本当に美しい光景。何度来ても、同じ景色は一つもないですね。