ザンビアに訪ねに来てくれた友人と2人で13日間の旅に出ることにしました(旅詳細:まだまだ知らないことばかり第2ツアーのはじまり)。7日目の記録です。
この日はザンジバル(Zanzibar)のマルンビ(Marumbi)に位置する、Paradise Beach Resort内で1日ゆっくりと過ごす予定。
現在タンザニアは大雨季
いよいよ昨夜タンザニア入りした私たち。ここで、ザンジバルとザンビアの違いについて、少し触れておきたいと思います。まずは季節について。同じアフリカですが、距離を日本列島で例えると、北海道の先端から南は種子島ほどの距離離れているので、やっぱり全然違います。ザンビアは冬、乾季、雨季と3つの季節があり、今は雨季終わり。一方で、タンザニアは3~5月の大雨季、11~12月の小雨季、その他の乾季に分かれていて、なんとこの時期は大雨季にあたりました。旅行には微妙な時期と言われますが、今回を逃すと一生来れないかもということで、納得の上で参りました。
大雨季は1日数回1時間程度のしっかりとした雨が降ります。滞在中は午前中と夜が多かったように思いますが、降ったあとは青空が広がることも多く、1時間ほどのスコールさえやり過ごせば、観光するなどには問題なかったです。タンザニア1日目のこの日も、朝食に出ようと思ったら、スコールがさっそく降り、1時間ほど部屋で足止め。部屋に置いてあったウェルカムフルーツで少しお腹を満たしてから出かけました。ザンビアではパッションフルーツは一般的に出回りませんが、この時期のタンザニアではよく見かけました。皮が黄色く、酸味が弱く甘みが強いタイプで、そのまま食べておいしいです。



アフリカ有数のリゾート、ザンジバル
海好きな友人が今回行ってみたい望んだザンジバルは、アフリカ有数のリゾートの島です。世界遺産登録された街並みがあるストーンタウン(Stone Town)は島の西に位置していますが、島の北から東部分は美しいビーチとリゾートホテルが多く、マテムウェ、ヌンウィなどが特に有名です。今回泊まったParadise Beach Resortは、ザンジバル島東海岸のマルンビに位置するHOTEL ZANZIBARグループのホテル。ウロア(Uroa)ビーチが雰囲気がいいらしいと言うことで探し、旅行会社から紹介されたここに決めたのですが、ここはマルンビっぽいです。
同じホテルグループのZanzibar Bay Resort & Spaと隣接していて、お互いのホテルの施設を使えるようになっています。Paradise Beach Resortは伝統的なアフリカ風建築を特徴としていて雰囲気がある一方で、Zanzibar Bay Resort & Spaの方は、やや現代的でいわゆる一般的なリゾートっぽい感じ。



Paradise Beach Resort の場所
アジア系のレストランが多い印象
Paradise Beach Resortのレストランは3つのうち1つが改装中で、朝食は7:00~10:00、お隣のZanzibar Bay Resort & SpaのNamaste Indian Restaurantインド料理で提供されていました。13:00~14:30の昼食と19:00~21:30の夜食は、Bataar Restaurant アジア料理も選択可能でしたが、いずれも基本的にビュッフェタイプ。



食事に関しても、ザンビアと違いがありました。タンザニアは国民の約35%がイスラム教徒、約35%がキリスト教徒、残りは土着の宗教を信仰していると言われ、特にザンジバルは99%がイスラム教徒。なので、豚肉のメニューは滞在中は見なかったです。また、ルサカは洋食があちこちで食べられますが、ダルエスサラームも含めてタンザニアでは洋食よりアジア系料理を見る機会が多かった印象でした。
ビーチでの過ごし方
大雨季だからか、海はやや濁り気味で、入れなくはないですが、あまり泳がれる方はいなかったです。干潮になると、地元の方々が貝などを獲りに干潟に出て作業をしていました。もっと時間があれば、人気のビーチまでツアーに参加するのも楽しそうでしたが、スケジュール変更でここでゆっくりできるのは1日だけ。もったいないような、贅沢なようなですが、食事時間以外は、プールサイドで寝そべって過ごしたり、バーで好きなドリンクを飲んだりして、ひたすらゆっくりと過ごしました。












Paradise Beach Resortで一番良かったのは、Jetty Bar。前日の夜は、一番奥、海に張り出たエリアは立ち入り禁止になっていましたが、昼間は解放されていました。ここにもビーチベッドが置いてあり、寝そべると、眼前に広がる海を独り占めした感じがします。
昨日の大波乱が嘘のよう、時間は本当にあっという間に過ぎて行きました。