ザンビアに訪ねに来てくれた友人と2人で13日間の旅に出ることにしました(旅詳細:まだまだ知らないことばかり第2ツアーのはじまり)。12日目の記録です。
友人はこの日の夕方の便で、帰国するので、夕方までにダルエスサラーム(Dar es Salaam)へ戻る予定。ちなみに私はというと、ザンビア ルサカ行きの便は朝11:00発しかなかったので、空港近くの宿にもう1泊して、翌日に帰国予定です。
バガモヨ(Bagamoyo)朝散歩
この日は朝から晴れていたので、朝食前に散歩に出ることにしました。漁師町なので、海辺は早朝から賑わいがあります。街中には市場にバケツを持って新鮮な魚を市場に買いに行く人々や、歴史的な建造物の周りを草刈りしたり、清掃作業をする人々など、こちらでも暮らしの一部を見ることができました。



8:00、宿に戻って朝食タイム。朝食メニューのラインナップも、女子の心をくすぐるものが多かったです。アボカドとフムスのオープンサンドで朝食。この組み合わせはまたもやドンピシャでした。家で作ってみたいかも。見つめるワンコも再び(前日の記事:11日目 タンザニア バガモヨ観光)。そして荷造りを済ませ、最後にウェルカムドリンクで出てきてハマった、アボカドとパッションフルーツのフレッシュジュースをもう1度オーダー、心残すことなく出発します。



フレッシュジュース
カオレ(Kaole)遺跡へ行く
バガモヨ(Bagamoyo)の町から10分ほど行った郊外に、カオレ遺跡(Kaole)なるものがあると知り、フライトの時間まで少しあるので、立ち寄ってみることにしました。途中、未舗装か所もありましたが、海沿いの一本道を、ひたすら走ると到着します。

小規模な遺跡ですが、入り口にはチケットオフィスがあり、入場料が20,000TZS(1,070円弱)。基本的にガイドがつくようで、ゆっくり見て回ると1時間ほどかかりました。今回私たちに説明してくれたのはエディさん。小さな博物館の説明から始まり、バオバブの木がタンザニアの人々の祈りの場所にもなっていること、その他各遺跡が何の場所なのかなど、ガイドしてもらいました。ほぼ遺跡には何の説明も書かれていないので、ガイドしてもらってよかったのですが、ガイド料として別途チップを求められるので、そこはご承知おきを。








エディさんによると、カオレの歴史は8世紀に交易都市になったころに始まり、発掘によって13世紀から16世紀にかけてのモスクとお墓、マドラサ(学校)が見つかっているそう。見つかったモスクは、東アフリカで2番目に古いモスクだそうで、1番古いのは、もともと私たちが行きたかった、キルワ島にあるんだとか。1番は見れなかったけれど、2番目に古いモスクが見れてよかった、と友人と話しました。
Nashe’s Cafe’で休憩
ここからダルエスサラームへ戻ると、もう食事をする機会が無さそうなので、カオレ遺跡からバガモヨに戻り、カフェで少し休憩することにしました。行ったのは、Google Mapsでこちらも人気だった、Nashe’s Cafe。
1階は狭いのですが、2階に広いスペースがあって、なかなか気持ちよかったです。こちらにもネコがいて、かまってかまって攻撃。時間も迫っていたので、ラップサンドは車で食べる用にテイクアウトし、店内で飲み物だけいただきました。スムージーをオーダーしたのですが、出てきたのがスイカとパッションフルーツの組み合わせ。こちらも斬新で、おいしかったです。タンザニアは思いもよらない味の発見があって面白いです。



Nashe’s Cafe’ の場所
スーパーマーケットに立ち寄りお土産ゲット
ここから、一路ダルエスサラームの空港へ向かいます。この日、バガモヨの両替所が金曜日でしまっていて困り、ドライバーさんにお金を借りていたので、途中ダルエスサラームのモールに寄って両替をし、お土産を買いにスーパーマーケットに立ち寄りました。ザンビアのスーパーマーケットと言えば、Shopriteですが、タンザニアは南アフリカの経済圏に無いため、Shopriteは一店舗もありません。独自のスーパーマーケットが展開されているようで、今回行ったのはShoppers。
タンザニアはお茶とカシューナッツが有名なようで、少しだけ買ってみました。驚いたのは、環境に配慮してビニール袋を禁止していて、袋も不織布でできたものを使っていたこと。どうやら旅行者もビニール袋の持ち込みは禁止されているらしく、帰国した後知ったのでした。


写真はありませんが、この後、16:00頃空港に到着、友人は飛行機の遅れもなく無事に帰路につきました。2人で3度の大波乱を乗り越え、最後には本当にいい思い出がたくさんできた、楽しい旅行になりました!