13日目 ザンビア帰国

ホテルからの眺めイメージ ザンビア

ザンビアに訪ねに来てくれた友人と2人で13日間の旅に出ることにしました(旅詳細:まだまだ知らないことばかり第2ツアーのはじまり)。13日目、最後の記録です。

この日、タンザニア航空の11:00発でルサカに戻ります。朝、7:00に朝食後、フリーの空港送迎付きの宿にしていたので、8:00に送迎を依頼していました。でも、アフリカであるある。予約していたとしても、なかなかドライバーが現れず。15分後に現れて、無事に8:30くらいにチェックインカウンターへ到着しました。タンザニア航空のサイトには3時間前にチェックインと記載がありましたが、2時間30分前でもほぼ誰もいなかったので、結局のところ2時間前でも十分かと思いました。

泊まった宿の部屋
泊まった宿の部屋
朝食ビュッフェイメージ
朝食ブュッフェ
朝食イメージ
朝食

タンザニア航空は遅延再びで、11:00に出発なのに、11:00に機内サービスのコンテナを搬入作業をしていたりと、時間通りに出発しようと言う気がなさそうでした。日本だったら、少しの遅延でもアナウンスが流れますが、特に何もなく、11:00を過ぎた時点で数人が、どういう状況なのか聞きにくる程度。結局30分くらいの遅延で出発になりました。

空港内イメージ
空港内
タンザニア航空イメージ
タンザニア航空

結論、タンザニア航空は遅延すると思っておいた方が心休まります。そして気付いたのは、オンラインチェックイン時ですが、帰りの便はハラレ経由でした。ハラレでは降機の必要はありませんでしたが、スタッフが入ってきて清掃を終えるまで待つ必要がありました。

機内食イメージ
機内食
オンラインチェックインイメージ
オンラインチェックイン
ハラレでの清掃作業イメージ
ハラレでの清掃作業

何はともあれ、30分遅れで私も無事に旅を終えられました。あー、楽しかった。

前回の初ツアーの時もいろいろと反省点がありましたが(前回のツアーの反省点の記事:10日目 ザンビア出国)、今回も反省点満載の旅でございました。ここからは反省点と、ザンビア以外のアフリカに行って、思ったことをパラパラと書いておきたいと思います。

まだまだ知らないことばかり第2ツアーの反省点

  • 今回、大波乱が起きたのはすべて移動日でした。アフリカは時間通りに動けないのがデフォルト。遅延の度にドキドキして心臓に悪かったので、余裕を持った移動旅程を組むべきだったと思いました。特に飛行機で移動する場合は、乗り継ぎは最小限に、旅程を分けて動くなど、工夫した方がいいかも。
  • タンザニア航空は遅延すると思っておいた方がいいと思われます。
  • 今回は運が悪かっただけかもしれませんが、特に時間が限られた個人旅行に行かれる場合は、何があるか分からないので、万が一のためにも、ネットを使える状態にしておくとか、旅行会社に依頼するとかしておくと方がいいかも。
  • 日本から入る場合には不要なイエローカードですが、今回のような目に遭わないためにも、アフリカのどこかを経由する場合は、持っていた方が安全だと思いました。
  • キルワ島の旅行については、当初旅行代理店から、大雨季はおすすめしないと言われていました。遺跡がある島に渡った後、雨宿りする場所がないからという理由だけしか聞いていなかったのですが、ザンビアでも雨季に行けない場所があるし、雨季の道路の状況の話も聞いておけば、参考になったかもと思いました。

ザンビアとタンザニアの違いについて

アフリカは、ザンビア以外には行ったことが無かったので、タンザニアとの違いが気になりました。これはあくまで個人的な感想ですが、感じたことを少し書いておきます。

タンザニアの大人の女性の表情が怖いかも

特にダルエスサラームでは、話していても全く笑わない女性が多かった印象です。タンザニアはイスラム教徒が多いので、それが影響しているのかもしれないし、ただ単に偶然かもですが、特に年配の女性、本当に怖いくらい表情を変えませんでした。宿の昼間の受付は女性であることが多かったのですが、Wi-Fiのパスワードを聞くと、大抵無言で手を出されて、パスワードはマル秘なのか、直接携帯に打ち込んでくれました。それも1回ではないので、そういうものと思うことにしました。ザンビアに帰国したら、みんな笑顔でやや控えめ、やっぱりザンビアは優しい人が多い印象になりますね。

表情が怖いイメージ
表情が怖い

タンザニアの人は顔が小さいかも

タンザニアではみんな全体的に顔がちっちゃい気がしました。身長はそんなに高いとは思いませんでしたが、顔が小さい。なお、マサイ族は別です。いたるところでセキュリティガードとして見かけることが多かったのですが、彼らはがっしりとして、伝統衣装を着ているので風格もあり、誇り高きマサイ族という印象でした。携帯電話で電話されてたりしていると、何か違和感がありましたが。

写真に写り込んでいたマサイ族の方イメージ
写真に写り込んでいたマサイ族の方

挨拶はジャンボ!

観光地に行ったからなのか、あちこちでジャンボ!と声を掛けられました。英語と共にスワヒリ語が公用語なのですが、特に挨拶系は英語は使わず、スワヒリ語が来ます。Jambo(こんにちは)、Mambo(元気?)、Karibu(ようこそ)、Asante sana(ありがとう)などは旅行中覚えたのですが、タンザニアの人たちは、自分たちの言葉を大切にしている感じがしました。

Mambo?イメージ
Mambo?

タンザニアの方がアラブ、アジアの影響が色濃い

ザンビアは、南アフリカの経済圏であることもあり、なんとなく欧米の方が好むような食事だったり、ものだったりが入ってきていますが、タンザニアはどちらかというと、レストランとか、お土産物などを見ると、アラブやアジア(インド)の影響が強く見えました。キリスト教、イスラム教がおおよそ半々くらいだそうですが、アザーンが大音量で流れるのが普通だし、豚肉は見ないし、ビールは売っているとこが限られているなど、特にザンビアでは見られない、イスラーム色を強く感じたかもしれません。それから、人が多いのもなんとなくアジアっぽく見える理由なのかも。2022年の調査で、ダルエスサラーム約538万人、ルサカ308万の人口だそう。特に道路のあの渋滞、バイクの多さからすると、ダルエスサラームの人の多さはルサカの比ではなかったです。

ギリギリを走るトゥクトゥクイメージ
ギリギリを走るトゥクトゥク

物価はタンザニアの方が安い

スーパーマーケットに行って明らかでしたが、タンザニアはザンビアに比べて自国生産のものが多かったです。なので、ザンビアが輸入に頼っているものは、値段が1/3くらいで圧倒的にタンザニアが安い。

タンザニアのお金タンザニアシリングイメージ
タンザニアのお金タンザニアシリング

今回買ってみたもので言うと、フルーツを使ったフレッシュジュースが、タンザニア 3,000TZS(160円強)、ザンビアは果物は輸入が多いので、 K85(464円強)。紅茶ティーバッグ20個入りが、タンザニアで1,900TZS(101円強)、ザンビアでK54(277強)など。総じて生活するならタンザニアの方が安く生活できるかもです。ただ、物によって変わるとは思いますが、2025年4月現在、旅行するだけなら10~20%くらいタンザニアが安い程度、外国人向け飲食店の値段、入場料などは、そこまで大きくは変わらなかったかな。

ザンビアのお茶ティーバッグイメージ
ザンビアのお茶ティーバッグ
ザンビアのペットボトルの水イメージ
ザンビアのペットボトルの水
ザンビアのビールイメージ
ザンビアのビール
  • ペットボトル水500ml:タンザニア 250TZS(14円弱)、ルサカ K3.33(20円弱)
  • タクシー1.5kmくらいの利用:タンザニアBoltタクシー 2,000TZS(110円弱)、ザンビアYangoタクシー K22(120円弱)。
  • ビール1本:タンザニア 2,000TZS(106円強)、ザンビア K22(112円強)※これに関しては、容量がタンザニアの方が多い気がします。
  • 食事(外国人向けレストランで2人でビールを飲みながら夕食を食べた場合):タンザニア 60,000TZS(3,200円強)、ザンビア K600(3,100円弱)
  • 入場料(国立博物館):タンザニア 16,000TZS(855円強)、ザンビア K144(742円強)

ザンビアとタンザニア、同じアフリカでも、結構印象が違いました。日本列島でも同じ距離、北海道の端から種子島まで移動したらだいぶ雰囲気が変わるので、当たり前と言えば当たり前ですが。個人の勝手なイメージではありますが、西洋的なものが好きな人ならザンビア、アジア(西アジア)的なものが好きな人ならタンザニアで暮すのに向いているかも。

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