ザンビアでもスマホは人々の必需品になっています。ザンビアの首都ルサカでモバイルを使う場合、「MTN(エムティエヌ」、「Airtel(エアテル)」などの通信提供サービス会社で、プリペイドのSIMを購入(おおよそ40円弱)し、そこに任意の金額の通話料を事前にチャージして利用するのが一般的です。現在、ザンビアのプリペイドSIM購入には、犯罪を防ぐため身分証明書が必要で、情報の登録などに思ったより時間がかかりました。
MTNは南アフリカ系の会社で、日本でいうドコモ。Airtelはインド系の会社で AU のようなイメージがあります。MTNは通信エリアなどが広い、Airtelはより細かい料金展開をしているのでプランによって少し安いなどの特徴があり、企業系はMTN、一般ではAirtelを利用する方が多いようです。都合上、私はMTNのSIMを使用中です。(利用者は少ないですが、Zamtel(ザムテル)というザンビアの通信提供サービス会社もあります。)
購入したSIMへの通話料チャージは、いたるところで可能ですが、私はスーパーマーケットで行っています。MTNのAirtime(エアタイム:モバイル通話料の形式名だそうです、紛らわしい。。。)にリチャージしたいと言って任意の金額を提示すると、その金額に該当する14桁のPINナンバーが入ったレシートを発行してくれます。レシート記載の指示にしたがってSIMに登録すれば、チャージ完了。スマホであればアプリを使ってPinナンバーの登録も可能で、残金の確認も簡単にできます。
モバイルインターネットを使いたい場合、このAirtimeにチャージした通話料から自分に合ったデータプランを購入します。ちなみに今住んでいる集合住宅地(コンプレックス)ではWi-Fiが使えるので、私は1か月使える5Gのデータプランを購入、400円程度で済んでいます(継続契約すると、データ量を翌月繰り越し可能)。
通信速度に関しては、LTE回線がメインで10-150Mbpsくらいの速度と言われています。ビデオ通話などすると止まることもありますが、普段使いでは問題なく使えています。一昔前に比べると、なんて便利な世の中なんだろう。