ザンビアでバームクーヘンを作ってみた

バウムクーヘンイメージ やってみた

日本で一番食べるスイーツは?と聞かれると、それはバームクーヘンかもしれません。コンビニにも置いてあるので、ちょっと甘いものが欲しいときは思わず買ってしまうもの。ここザンビアでは気軽に食べたいと思うお菓子を見つけるのは至難の業。

今日はたまたまレシピを見ていたら、冷蔵庫にあるもので、思ったより簡単にバームクーヘンが作れそうだったので、試しに作ってみることにしました。

材料(直径5cmx15cm ※端を切ったサイズ)

家にあった26cmの丸いフライパンで作ったので、小さいフライパンの場合は、半量でも行けるかと思います。

  • 薄力粉 100g
  • 砂糖 100g
  • ベーキングパウダー 4g
  • 卵 1個
  • 牛乳 80g
  • バター 60g(有塩)
  • アイシング 粉砂糖 50g  水8g

作り方

小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーの粉類を均等になるように先に合わせておきます。そこに卵と牛乳を粉っぽさがなくなるまで混ぜ、最後に電子レンジで溶かしたバターを加え、だまにならないようにさらによく混ぜ合わせます。卵の大きさによりますが、ホットケーキの生地くらいの硬さになります。(生地が硬いとフライパンにきれいに広がらないので、牛乳で調節するといいと思います。)

溶かしバターイメージ
溶かしバターを最後に加えます
ホットケーキくらいの硬さ

卵焼きの要領で焼いては巻き、バームクーヘンの層を作っていきます。本当は卵焼き用のフライパンがあったらもっと簡単ですが、持っていないので、普通の26cmサイズのフライパンを使いました。フライパンは一度しっかり温めてから薄く油を引いて、中弱火に温度を下げて使った方が、生地がくっつきにくく、巻きやすいです。

フライパンに生地を広げる
均等に広がるように
表面が乾くのを待つ
蓋を使うと早く乾きます

だいたい、お玉一杯くらい(流し込んでフライパンを回して底が薄く均一に埋まるくらいの分量)の生地を流し込んで、表面が焼けて乾いてきたら手前から巻きます。表面が乾かないと、出来上がりが生っぽくなってしまうので、乾かない場合は蓋をするといいと思います。

巻いたものは一度、お皿などに取り出しておきます。2回目も同じように生地を流し込んで、表面が乾いてきたら、はじめに巻いたものを手前に乗せて、それを芯にして巻きます。これを生地が無くなるまで繰り返します。

乾いたら巻く
巻いたらお皿にとっておく
卵焼きの要領で層を作っていく
芯にして巻いていく

生地をすべて巻き終わったら、熱いうちに形がきれいになるようにラップにくるんで形を整え、冷めるまでそのままにしておきます。

温かいうちにラップにくるむ
丸くなるように形を整えておいておく

冷めたら、アイシングを上からかけて完成。アイシングは無しでも大丈夫ですが(無しの場合は砂糖の量を10~20g増やすといいかも)、あった方が食感のアクセントが加わっておいしいと思います。冷蔵庫で冷やしてから食べると、切りやすくなるのと、全体の味が安定してまとまると思います。

アイシングイメージ
アイシングするために半分に切りました

バームクーヘンとして満足のいくおいしさ!海苔巻きと同様、端っこもおいしいので、家で食べる際は、そのまま切ってしまえばと思います。市販のものはもう少し香りがいい気がするので、生地に洋酒やバニラの香りをつけると、なおいいかも。また作ってみたいと思います。

コーヒーとぴったり

ちなみに、今回調べていて、「バームクーヘン」と「バウムクーヘン」が違うらしいことを発見。「バウムクーヘン」は国立ドイツ菓子協会の、ベーキングパウダーを使用不可、配合も卵2:小麦粉1:砂糖1:バター1などの規定を守り、職人が1本1本手作りしているものに限るらしい。ということで、今回のは「バームクーヘン」ですね。

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