ボツワナ チョべ国立公園サファリ 1泊2日のキャンプに参加してみた(1日目)

やってみた

日本から友人が遊びに来たので、お試し旅行に出ることにしました(お試し旅行の詳細へ:まだまだ知らないことばかり初ツアーのはじまり)。

キャンプ申し込みについて

友人の希望だった、ボツワナ チョべ国立公園サファリは、当初、ボツワナ1泊を考えていました。しかしながら、泊まりたかったホテルが満室。リビングストーンで宿泊したFawlty Towers(Fawlty Towers詳細へ:3日目 ザンビア リビングストーンへ移動)から事前にもらっていたアクティビティリストに、「Chobe 2 Day / 1 Night Camping Safari」というのがあり(そのほか、1Day / 1 Nightや、2Nightのコースなどもありました)、事前に予約、参加してみることにしました。火曜と金曜出発と記載がありましたが、現在は毎日催行しているとのこと。

参考までに、2023年現在の料金は、10-5月が330ドル、6-9月が345ドルでした。現地で現金か、カード払いは+5%の手数料が必要です。

ザンビアからボツワナへ移動する

リビングストーンからザンビアとボツワナの国境までは、Fawlty Towersで送迎があり、車で1時間ほど。出発は7:00で、この日ボツワナに行くのは私たちだけでした。Fawlty Towersの朝食は7:00からなのでスキップし、バナナだけもらって車に乗り込みました。途中、国立公園の中の一本道を快走し、国境となっているザンベジ川に架かる、Kazungula Bridge(カズングラ橋)を渡り、出入国管理所へ向かいます。

送迎車イメージ
国立公園の中の一本道を快走
カズングラ橋イメージ
Kazungula Bridge

ザンビア、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビアの4か国が見渡せる、このKazungula Bridgeは日本も共同出資していて2021年に完成したそうです。それまで、ザンビアからボツワナに行くには、フェリーでザンベジ川を渡る必要があったんだとか。本当に便利になりましたね。

出入国管理所では、ザンビアの出国とボツワナの入国手続きが同じ建物内で可能で、ドライバーさんが手伝ってくれたこともあり、8:30前には予定通りとてもスムーズにボツワナ入国ができました。建物や道路が急にすごくきれいになり、ザンビアとボツワナの違いを感じます。

国旗イメージ
両国の国旗が並ぶ
出入国管理所イメージ
出入国管理所

Kalahari Toursオフィスへ行く

出入国管理所の駐車場に、今回の現地ツアー催行会社、Kalahari Toursが車で迎えに来てくれ、カサネにあるオフィスへ。「カサネ」は、チョべ国立公園への玄関口となっている町で、15分ほど車に乗って、9:00前にはオフィスに到着しました。

Kalahari Toursのオフィスでツアー代金の支払いを済ませ、9:30からボートクルーズ開始とのことで、併設されている、The Coffee Buzzでしばし待機。コーヒー、紅茶などの飲み物や、ワッフルやマフィンなど軽食が準備されていました。店内はとても可愛らしく、ツアー参加者への休憩場所になっているみたいです。

Kalahari Tours 事務所イメージ
Kalahari Tours オフィス
カフェイメージ
The Coffee Buzz入口
店内イメージ
おしゃれな店内

Chobe River(チョべ川) ボートクルーズをする

予定通り9:30よりボートクルーズに出発しました。カフェの裏手にChobe River(チョベ川)が流れていて、歩いてすぐそこが船着き場。最大9人まで乗れるくらいの小型ボートに乗り込みました。ロシアからの4人組のグループと同船で、ボートドライバー兼ガイドさん1名が付きます。

カフェ裏手の出口イメージ
カフェの裏手
出発イメージ
すぐそこが船着き場
ボートイメージ
ボート

Chobe Riverは、ボツワナとナミビアの国境線になっているのですが、クルーズではこの川からボツワナや対岸のナミビアの水辺に集まる動物たちを見ていきます。冷えたお水、コーラやファンタなど、ドリンクは必要時にお願いすると無料でもらえました。船はあまり揺れないし、心地よい風が入って来るので、とても快適な3時間。

クルーズの様子イメージ
クルーズの様子

テンションが上がった見どころは、別途ご紹介しています(紹介記事へ:6日目 ボツワナ チョべ国立公園サファリ 1泊2日 キャンプ 1日目)が、今回見られたのは、バッファロー、ワニ、アフリカゾウ、カバなどでした。

バッファローイメージ
バッファロー
ワニイメージ
ワニ
アフリカゾウ
カバイメージ
カバ

The Coffee Buzzでランチする

12:30、Kalahari Toursのオフィスに戻り、併設のThe Coffee Buzzで、ビュッフェ形式のランチ。種類は多くはないですが、野菜が多いバランスのよいメニューで、ボツワナ料理ですかね、とてもおいしかったです。13:30からゲームドライブ(国立公園や保護区内で、車で野生動物を見に行くこと)開始とのことで、しばしゆっくりしました。

ビュッフェイメージ
ビュッフェランチ
ランチイメージ
ボツワナ料理?おいしいです
プールイメージ
プールもありました

チョべ国立公園でゲームドライブをする

13:30より、チョべ国立公園でゲームドライブするため、大型4WDのサファリカーに乗り込みます。これも他のグループと一緒なのかと思ったら、私たちだけの独占でした、すごい!Kalahari Toursのオフィスから15分もかからず、チョべ国立公園の入り口に到着。ここで登録を済ませ、いよいよゲームドライブを開始します。

入口イメージ
チョべ国立公園入口
大型4WDのサファリカー

1日目のゲームドライブは、午後のみなので、水を求めてくる大型の草食動物がメイン。ドライバー兼ガイドさんが、とんでもなくいい視力の他に、動物たちの足跡や、無線を使って他の車から情報を得たりしながら、動物が見られるいいポイントに連れて行ってくれます。暑いので、ミネラルウォーターは必須。クーラーボックスを積んでいるので、欲しいときに言えば、冷たい水を飲むことができました。

警戒心の強い動物は遠くからしか見れませんが、種類によっては、5mくらいの距離まで近づけます。こちらに関してもテンションが上がった見どころは、別記事でご確認ください。このとき見られたのは、インパラ、クーズー(クドゥ)、アフリカゾウ、キリン、シマウマ、全く動かず寝ているライオンなどでした。

インパライメージ
インパラ
アフリカゾウイメージ
アフリカゾウ
キリンイメージ
キリン
ライオンイメージ
珍しいオスライオン

チョべ国立公園でキャンプをする

明るいうちに着くと思っていたら、直前でレオパード情報が入り、熱心なガイドさんがギリギリまで頑張ってくれたため(結局はっきりとは見えず)、キャンプ地には19:00過ぎに到着しました。キャンプ場のような場所があるのかと思っていたのですが、私たちだけに用意された場所。

中央に食事用のテーブルと椅子、キャンプファイヤーが準備され、その横に2つのテントと手洗い場、さらに奥に簡易トイレが設置されていました。そしてテーブルを挟んでテントの反対側には、キャンピングカーのような大型の料理ができる車があり、私たちのためだけに2人のスタッフが夕食を準備してくれていました。

キャンプファイヤー
テント
簡易トイレ

キャンプをする上での注意など、簡単な説明があり、すぐに夕食になりました。メニューはチキン、ポテト、焼き野菜2種類、パンなど、熱々の料理が出てきました。ボツワナ料理自体が野菜が多いのか、ランチのときと同じでバランスがよく、あっさり系の味付けで、とてもおいしかったです。デザートも出てきましたが、ちょっとこれは甘過ぎたかな。。。

チキンと野菜中心の夕食
梨のコンポートカスタードソースがけ

満天の星空の下で、キャンプファイヤーを囲んでいると本当に癒されます。でも、さすがに疲れていたので、21:00前には熟睡してしまいました。

ちなみに、キャンプをする上での注意事項は、

  • キャンプしている場所も、野生動物が通るので、トイレに行くときは2人で行くこと。
  • ハイエナが持っていってしまうので、靴はテントの中に入れること。
  • 蚊が入るので必ずテントのジップを閉めること。
  • トイレに行っている際に何か動物が来ても騒がず、中でじっと通り過ぎるのを待つこと。

などでした。

> ボツワナ チョべ国立公園サファリ 1泊2日のキャンプに参加してみた(2日目)の記事へ

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