ザンビアで麹を育ててみた 第1弾

やってみた

ザンビアで作った第3弾の味噌(味噌づくり第3弾記事:ザンビアで味噌を作ってみた第3弾)は、すでに2か月目。空気もしっかり抜けて熟成が進んでいる最中、第1弾のときと同じくらいのスピードで色付きが進んでいます。

第3弾で仕込んだ味噌 出来たてイメージ
第3弾で仕込んだ味噌 出来たて
第3弾で仕込んだ味噌 2か月目イメージ
第3弾で仕込んだ味噌 2か月目

日本への一時帰国の際に発酵を止め、冷蔵庫保管していた第2弾の味噌(第2弾の味噌の記事:第2弾の自家製味噌は3か月目で食べごろ?)は、先日、味噌汁で食べてみましたが、やや色味は濃いものの、そこまで気にならず、味も普通、むしろ第1弾の時よりまろやかでした。最終的に仕込みから7か月と長期経過していたのが要因かも。

第2弾で仕込んだ味噌イメージ
第2弾で仕込んだ味噌
やや濃いめの色の味噌汁イメージ
やや濃いめの色の味噌汁に

ザンビアでの必要時期に合わせていましたが、味噌づくりは寒い時期にまとめてするのが通常です。ゆっくり時間をかけて醗酵させた方が、味に深みが出ておいしくなるとのこと。味噌づくりあと1回分の米麹しかないので、最後の1回だけはザンビアの気温が下がる寒い時期に合わせて作りたいなと考えていたところ、米麹も自分で作れる(増やせる)という情報を発見!米麹を作ろうとは今まで考えもしませんでした。しかも、暖かい時期が最適だそう。ルサカは気温は下がってきたものの、まださほど寒くはないので、麹づくりを試してみるには今が好機かも。ということで、さっそく麹を育ててみることにしました。

材料は、日本から持って来ていた乾燥米麹と、ザンビアのNakonde Rice(ナコンデ米)を使用。香りが独特なのでどうなるか不安でしたが、せっかくなので、ザンビア味噌を作ってみたい!という思いです。

米麹イメージ
乾燥米麹
Nakonde Rice(ナコンデ米)

結論から言うと、第1弾の結果は、完全に失敗ではないけれど、ベストかと言われるとまだ改善の余地ありです。一番の原因はおそらく湿度。日本米に比べて、ザンビアのお米は水分量がだいぶ少ないように思います。早いもので2日、遅くとも麹菌の様子を見て、4日(96時間)が限界だそうですが、板状になるのに今回は3日半かかってしまいました。

乾かして、冷蔵庫保管イメージ
乾かして、冷蔵庫保管

菌の成長の様子が分かってきたので、次回は少しやり方を変えて挑戦したいと思います。できた麹は崩して乾燥させて、冷蔵庫保管で2~3週間ほどだそうなので、今回のものでお試しの味噌を作ってみるかはちょっと検討中です。

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