ある日のこと、夜、シャワーを浴びていたところ、「あれ、お湯がぬるい」と気付きました。そして、次の日の朝はもう水しか出なくなりました。ギザが壊れた?
ザンビアでは、ギザ(英語でガイザーgeyser)というイギリスの給湯器システムを採用しているところが多いみたいです。外にタンクが設置されていて、使う1時間前くらいに電気スイッチをオンにすると、電気でこのタンク内にお湯が沸き、水道のお湯レバーの方から供給される仕組み。沸いたお湯はこのタンクにある程度の時間保温はされますが、定期的にスイッチをオン、オフする必要があります。確か、ミャンマーでも同じシステムでスイッチ入れっぱなしでしたが、ザンビアでは電気代がかかるので、使う前にスイッチを入れたほうがいいと言われました。
うちには、1階のキッチン用と2階のバスルーム用の2つのギザが設置されていて、1階は外に、2階は寝室にスイッチがあるのですが、どちらも絶妙に手が届かない位置にあって、棒などを使って毎日スイッチを入れています。
今回壊れたのは2階のギザ。器用で何でもできる集合住宅地のスーパー仕事人、ケルビンさんが次の日、祝日だったのですが来てくれることになりました。以前も水漏れをあっという間に直してくれましたが(水漏れの記事:ザンビアでも水漏れには要注意)、今回も、電気コイルヒーターを取り替え、1時間ほどで応急処置をしてくれました。おかげで久しぶりの水シャワーは1日だけで済みました、よかった。
しかしながら次の日の平日、勤務時間に詳しく見てもらったところ、お湯は沸くものの割れている個所があり、結局取り換えが必要になりました。大家さんに確認後、新しいものを購入、取り換えになるそう。2週間ほどかかるので、一旦、壊れたのを下に置いて使えるようにしておいたと言う、ケルビンさん。
?よく見ると、配線と水が通る管を、下に置いても使えるように新しく設置し直していてびっくりしました。庭師さんたちも手伝ってはいたものの、ものの数時間の出来事でした。本当に何でもできちゃうのがすごい、ここにはなくてはならない存在ですね。うちは、お湯シャワーさえ使えればなんでも大丈夫です。