梨その2(フォレル品種)

フォレル品種イメージ 食べ物

8月も終わり、ルサカは、次第に気温が上がってきています。スーパーマーケットの果物コーナーも少しずつ顔ぶれが変わってきて、小さなパイナップルや、パパイヤが顔を出すようになりました。

そんな中、また見慣れない梨を発見。以前、Packham’s Triumph (パッカム品種)を紹介しました(梨の記事へ:南半球の梨)が、この梨の名はForelle Pears(フォレル品種)。パッカム品種よりやや大きめではありますが、形は同じような小ぶりな洋ナシで、ところどころ赤い見た目がとても可愛らしいです。

フォレル品種イメージ
赤と黄緑のコントラストがかわいい

もともとはドイツで開発された品種で、赤みがかった肌の色がニジマスに似ていることから、ドイツ語の「鱒」を意味する、「Forelle」 と名付けられたそう。パッカム品種の次に多く南アフリカで栽培されている梨で、ヨーロッパなどにも輸出されているようです。

スーパーマーケットの売り場のイメージ
旬が過ぎてパッカム品種の値段が上がりました
フォレル品種イメージ
シャキシャキ食感

パッカム品種は酸味があって柔らかい食感でしたが、フォレル品種はすごく甘みが強くて固く、シャキシャキっとした食感です。日本で言うと、新興梨にちょっと似ている気がしました。サラダなどの料理にもいいかもです。

熟れる前に取って12週間保存後に出荷すると書いてあったので、ものによっては渋みがまだあるかも。まだ緑の場合は、室温で追熟させて黄色くなってから食べるのがおすすめです。

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