リビングストーンからジンバブエに日帰り旅行に行ってみた

バンジージャンプイメージ やってみた

日本から友人が遊びに来たので、お試し旅行に出ることにしました(お試し旅行の詳細へ:まだまだ知らないことばかり初ツアーのはじまり)。

友人の希望だった、ビクトリアフォールズ観光とボツワナ チョべ国立公園のサファリに行っても、1日、日程が余るので、当初はリビングストーンで何かアクティビティに参加できればと思っていました。しかしながら、今回泊まったFawlty Towers(Fawlty Towersの記事へ:3日目 ザンビア リビングストーンへ移動)からもらったアクティビティリストを共有しても、アウトドア系が多いため、難色を示す友人。

ただのんびりすればいいかーと考えていたところ、ジンバブエに行く旅行者もいるとの情報を発見しました。候補として提示したところ、即答で行ってみたい!という返事が来たので、今回の日程にジンバブエ 日帰り旅行を入れることに。情報はほぼネットからのみ、本当にお試し日帰り旅行です。

ザンビア、ジンバブエの国境へ向かう

ビクトリアフォールズは、ザンビアとジンバブエの国境に位置していて、両国ともに出入国管理所が、それぞれの側の滝入口のすぐ横にあります。そしてその間を、Victoria Falls Bridge(ビクトリアフォールズ橋)が結んでいます。ジンバブエに行くには、この橋を渡って入国する必要があります。

ザンビア、ジンバブエ間イメージ

Fawlty Towersのレセプションで聞いた事前情報では、街中からザンビアの出入国管理所まで行くには、10分歩いたところにある乗り合いバスか(K25ほど)、タクシー(1台K100)になるとのこと。私たちはタクシーを利用したのですが、結局Fawlty Towersのセキュリティガードさんに頼んで交渉してもらっても、K150(日本円で1,050円ちょっと)が限界でした(はじめはK200と言われました)。タクシードライバーさん同士、この金額で協定を結んでいるようです。のちのち、ザンビア在住と話すと、ドライバーさんによってはK100にしてくれましたが、ガソリン代が上がっていることもあり、基本的に旅行者は、K150が現在(2023年10月)の相場かも知れません。

Fawlty Towersからは車で15分もかからず、Zambia Department of Immigration(出入国管理所)に到着。ビクトリアフォールズの入り口のほんの先に出入国管理所の建物がありました。中に入ってパスポートを見せ、出国スタンプを押してもらいます。全く人がいなくて、数分で手続きを終えました。

Zambia Department of Immigration(ザンビア出入国管理所)の場所

Victoria Falls Bridge(ビクトリアフォールズ橋)を渡る

ジンバブエの出入国管理所までは、間にあるVictoria Falls Bridge(ビクトリアフォールズ橋)を渡って徒歩で20分ほど。タクシードライバーに声をかけられたので、タクシーでも連れて行ってもらえるようです。この日の最高気温は40℃、大した距離でもないのですが、元気な私たちでも炎天下日陰の無い道を歩くのは厳しかったので、場合によってはタクシーを利用されてもいいと思います。

橋イメージ
橋の中央には線路が
橋イメージ
ここからジンバブエ
ラフティングイメージ
ラフティングの様子も

ザンビアの出入国管理所から橋までは10分ほどです。橋の上からの景色は絶景(水量が少ない時期だからか、滝は見えませんでした)。橋の下に、ザンベジ川でラフティングしている様子などが見られました。ちょうど真ん中あたりにバンジージャンプ台も設置されていて、まさに今バンジージャンプをしている欧米の方が!すごい勇気です(メイン画像がその様子)。

ジンバブエに入国する

橋からジンバブエの出入国管理所までは、さらに10分ほど、舗装道路を黙々と歩きます。出入国管理所はやや人が多く、入国カードの記載も必要なので、10分ほど手続きに時間がかかりました。ビザ代として30ドル支払いました(2023年10月現在)が、2023年4月に行った方は50ドルと書いていたし、もともとジンバブエ入国にはビザ不要との記載もあったりで、状況が常に変化していそうです。

VISAイメージ
30ドルの領収書
ジンバブエ ビザイメージ
ビザ

考えていたよりも時間がかからず、全部で1時間ほど、9:30にFawlty Towersを出発して、10:30過ぎにはジンバブエに入国できたのでした。

Department of Immigration Zimbabwe(ジンバブエ出入国管理所)の場所

The Lookout Cafe でランチする

今回、ジンバブエに来てやりたいことのひとつが、The Lookout Cafeに行くこと。調べてみると、ジンバブエにはザンビア側と比べていい感じのレストランが多く、その中でもThe Lookout Cafeは絶景で有名です。ランチの予約を事前に取っていました。(The Lookout Cafeの記事へ:ジンバブエ The Lookout Cafeに行ってみた

ジンバブエの出入国管理所を出て、道なりに歩いて行くと、5分もかからずジンバブエ側のビクトリアフォールズ入り口が、右手に見えてきます。その反対側が駐車場なのですが、お土産物などのお店が立ち並んでいます。その店のさらに奥に線路を横切る道があり、これを道なりに歩いて5分くらいでThe Lookout Cafeが見えてきました。

道イメージ
The Lookout Cafe へ行く道
道イメージ
看板が見えてきます

さすがに国が変わると携帯電話の電波がつかえず、Google Mapsでは道も正確に出ていなかったので不安でしたが、フラフラとお土産物屋に立ち寄って、道を尋ねたのがよい判断でした。

The Lookout Cafe イメージ
The Lookout Cafe 入口
絶景イメージ
席からの絶景
ランチイメージ
Lookout Beef Burger

予約をしていたので、特等席に案内してもらえました。絶景を前に、本当にゆっくりしたランチ。暑すぎてなかなか動けず、結局2時間近くもこちらで過ごしてしまいました。

ジンバブエのビクトリアフォールズ観光をする

13:30過ぎ、灼熱の中、あんまりだらだらしていると、滝を見る時間がなくなるということで、意を決してビクトリアフォールズの入り口まで戻りました。(ビクトリアフォールズ観光の記事へ:4日目 ジンバブエ ビクトリアフォールズ観光

暑いのでささっと見ようと話していたものの、中に入ってきれいな滝を見た途端、テンションアップ。水量が少ない時期だったのでまったく濡れはしないものの、ミストのように飛沫が飛んでくる場所もあり、日陰では快適に見て回れました。人も少なくて、自由に見学ができます。

ビクトリアフォールズイメージ
ビクトリアフォールズ

結局2時間しっかり全部のポイントを見て回りました。時刻はすでに16:00過ぎ。

ザンビアに戻る

ジンバブエの出入国管理所は、朝6:00から22:00までやっているとのことでしたが、ザンビアの出入国管理所へ歩いて戻るのは、日没前がいいと思います。ジンバブエ側の出国はスタンプをもらうだけなので、あっという間に完了。

帰り道イメージ
帰りのVictoria Falls Bridge

今朝来た道を、同じように20分かけて戻りました。さすがに疲れて、無言で歩きます。ザンビア入国は特にビザもいらないので、行きより帰りの方がスムーズでした。街中へのタクシーも、ザンビアの出入国管理所を出ると、ドライバーさんがいるので、楽に見つけることができます。

日帰りでも、十分に充実した時間が過ごせました。思ったより大変なことはなかったので、日程に余裕があるかたは、ぜひ、ジンバブエにも行ってみてください。ちなみに、ジンバブエに入ったら、ほぼ使えるのはドルだけです(レストランなどではカードが使えます)。もし行こうと考えているなら、ドルを持っていかれるといいと思います。

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