ザンビアで日々料理をするのに、うちで欠かせないのは圧力鍋。圧力鍋は海外で暮らしで本当に便利!東南アジアに住んでいたとき、現地の炊飯器で炊くご飯がおいしくなく、少しでも簡単においしいご飯を、と購入したのが始まり。以来、移動のたびに持ち歩いています。
使ってみると、調理時間、電気代の節約になるほか、調理面でも大活躍。ご飯がふっくら短時間でおいしく炊けるだけでなく、海外の固いお肉は圧力鍋で煮ればホロホロになるし、豆を煮る代わりに圧力鍋で蒸せば、栄養は残るし、水の節約にもなります。電気コンロは火加減が面倒なのですが、圧力鍋はあまり火加減を意識しなくても大丈夫。
ここでは、うちでのご飯の炊き方をご紹介します。ザンビア暮らしでは電気コンロですが、IHクッキングヒーターでも同じやり方で炊けていました。
ベースの分量
ベースの分量は下記です。2合の時は、お水400ccなど、増やしていけば大丈夫。お米の状態や、好みによってお水の量は調整してみるといいと思います。
- お米:150g(1合)
- 水:200cc
炊き方
- お米を洗って水を切り、上記分量のお水に、30分以上浸しておく
私は基本的に冷蔵庫に入れて浸水しています。給水スピードが遅い方がおいしく炊けるらしいのと、気温が高いので、虫や衛生状態を考えると安心なのです。 - 炊きたい時間の20分ほど前に、お水ごと圧力鍋に移して、いちばん高い温度で加熱
- 圧力がかかったら鍋を少しコンロからずらして、温度を一番低い状態にし、蒸気が少し出る状態で3分加熱
- コンロから下ろして、10分蒸らす(圧力がかかったまま放置)
電気コンロはなかなか冷えないので、完全に別な場所に置いて蒸らします。 - 炊きあがったご飯をほぐしながら、別な容器に移す
鍋に放置しておくとくっついて取れなくなるので、ご飯をよそいやすい別な容器に移しています。本当なら「おひつ」を使いたいところですが、1回でだいたい全部食べてしまうのと、管理が大変なので、お米がくっつかないシリコン系の入れ物を使っています。
もちろん、炊飯器はスイッチオンのみ簡単で、このやり方はコンロが複数ない場合などはちょっと厳しいですが、海外の炊飯器よりは格段においしく炊けると思います。一度お試しください。