銀行口座よりモバイルマネー

モバイルマネーブースイメージ 生活

ここザンビアでも、モバイルマネーの普及が広がっています。買い物に便利だから?という訳ではありません。ザンビアで銀行口座を持とうと思うと、月額維持費がかかりますし、日本のようにどこでも銀行が見つかるわけではない。モバイルマネーを使うと、携帯さえあれば、銀行口座が無くても、地方でも、簡単にお金の受け取りや送金ができるからです。

街中で人が集まりそうな場所によく見られるのが、各携帯会社のマークが入った小さなブース。たいてい若者がここで仕事をしていることが多いですが、ブースの前を通ると、「Airtel(エアテル)?Airtel(エアテル)?」などと声を掛けられます。(エアテルは通信提供サービス会社の1つです。記事はこちらへ:ザンビアのモバイル通信事情)ここで、モバイルマネーへの入金などができて、銀行でいうと、ATMのような感覚で利用できる場所になっています。ブースの数はかなりあるのですが、実際に利用している人を見たことがないので、どうやって仕事として成り立っているのか、不思議ではありますが。。。

Airtel(エアテル)はAirtel Money(Airtel Moneyサイトはこちらへ:https://www.airtel.co.zm/airtel_money)、MTN(エムティエヌ)はMOMO(MOMOサイトはこちらへ:https://www.mtn.zm/momo/)というサービス名称で、電話サービスとは区別されています。

ちなみに、私がモバイルマネーを利用する機会は、たまにYango(Yangoについての記事はこちら:タクシー利用は小額紙幣のご準備を)のお釣りをやりとりするくらいです。

アプリイメージ
MOMO アプリ画面
MOMOアプリ画面イメージ
電話番号で相手に送金可能

日本のようにどのお店でも支払いに使えるわけではないのと、場合によって支払い手数料がかかるので、今のところ、まだまだ現金かクレジットカードの方が優位のようです。さて、数年後はどうなるでしょうか。。。

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