8月も終わり、ルサカは、次第に気温が上がってきています。スーパーマーケットの果物コーナーも少しずつ顔ぶれが変わってきて、小さなパイナップルや、パパイヤが顔を出すようになりました。
そんな中、また見慣れない梨を発見。以前、Packham’s Triumph (パッカム品種)を紹介しました(梨の記事へ:南半球の梨)が、この梨の名はForelle Pears(フォレル品種)。パッカム品種よりやや大きめではありますが、形は同じような小ぶりな洋ナシで、ところどころ赤い見た目がとても可愛らしいです。
![フォレル品種イメージ](https://obamiho.com/wp-content/uploads/2023/08/5B258187-F6FD-44AB-9699-D11CA49FCCD4-300x225.jpeg)
もともとはドイツで開発された品種で、赤みがかった肌の色がニジマスに似ていることから、ドイツ語の「鱒」を意味する、「Forelle」 と名付けられたそう。パッカム品種の次に多く南アフリカで栽培されている梨で、ヨーロッパなどにも輸出されているようです。
![スーパーマーケットの売り場のイメージ](https://obamiho.com/wp-content/uploads/2023/08/8A8E327B-5C40-43CC-877E-715D3BA16E70-300x225.jpeg)
![フォレル品種イメージ](https://obamiho.com/wp-content/uploads/2023/08/A4DD8B13-0B2E-4D83-BCBF-6C96B4C0A91C-300x225.jpeg)
パッカム品種は酸味があって柔らかい食感でしたが、フォレル品種はすごく甘みが強くて固く、シャキシャキっとした食感です。日本で言うと、新興梨にちょっと似ている気がしました。サラダなどの料理にもいいかもです。
熟れる前に取って12週間保存後に出荷すると書いてあったので、ものによっては渋みがまだあるかも。まだ緑の場合は、室温で追熟させて黄色くなってから食べるのがおすすめです。