ルサカからシアボンガへ黄色い車で行ってみた

山道イメージ やってみた

7月の4連休を利用して、ザンビア国内、シアボンガへ、2泊3日の旅行に行くことにしました(旅行の記事へ:ザンビア シアボンガ2泊3日旅行)。

旅行会社を通して事前に予約したシアボンガの宿、Lake Kariba Innsは、ルサカからは車で3時間前後の距離。四輪駆動ではないうちの黄色い車でも行けますが、曲がりくねった道を通ると聞いていました。Google Mapsで経路検索をすると、ルサカからはT2とM15の幹線道路を通る分かりやすい道ですが、なるほど、Kafueの町から先のT2の道路がうねうねして見えます。

ルサカからLake Kariba Innsへの経路イメージ

1日目は特に現地で予定もないので、朝はゆっくり出発しました。10:00過ぎに家を出て、まずはガソリンスタンドへ。ザンビアではガソリンスタンドで「ガソリンが無い」と言われることもあるので、遠出するときはとりあえず満タンにしておくことをおすすめします。2024年6月末現在、ガソリンの値段はK35.56/L、日本円にして236円弱。「毎月のように値上がるからそのうちK100になるかもねー」と、ガソリンスタンドのスタッフたちが冗談を言って笑っていました。物価の上昇が怖いです。

ルサカのガソリンスタンドイメージ
ルサカのガソリンスタンド
出発前に満タンにイメージ
出発前に満タンに

その後、計画停電で朝ごはんを準備できなかった為、3 Trees Cafeで朝昼兼ねて食事を取り(3 Trees Cafeの記事:3 Trees Cafe)、ドライブのお供のコーヒーを買うべく、いつものLongacres MallのPicknPayのCOFFEE CORNERに寄って(記事へ:Peaberry Coffee Roasters Ltd / ザンビアのコーヒー豆を試してみた)、最終的にルサカを出発したのは12:00頃のことでした。

Plain Latteイメージ
Plain Latte
Breakfast Wrap Spinach/Fetaイメージ
Breakfast Wrap Spinach/Feta
ドライブのお供イメージ
ドライブのお供

ルサカの中心、TOWNから南に延びているT2の幹線道路へ入ると、途中、Shimabala Toll Plazaの料金所(Google Maps:Shimabala Toll Plaza)で通行料K20を支払ったくらいで、Kafueの町までは1時間あまりとてもスムーズでした。ところがKafueの町で1時間あまりの渋滞。当初は事故渋滞かと思いましたが、どうやら踏切の一時停止が渋滞を引き起こしていたよう。踏切を過ぎたら、何事もなかったかのように車が流れ始めました。大型トラックが列をなし、一刻でも早く行きたいミニバスや乗用車が、反対車線の路肩を走行し、列に横入りを繰り返すというカオス。シアボンガからの帰りは、やや混み合いはしたものの、行きほどの渋滞ではなかったので、時間帯による渋滞なのかも(電車が通ったとか)。

Shimabala Toll Plaza 料金所イメージ
Shimabala Toll Plaza 料金所
K20の通行料レシートイメージ
K20の通行料レシート
渋滞がに巻き込まれたKafueの踏切イメージ
渋滞に巻き込まれたKafueの踏切

Kafueの町を過ぎてしばらくすると、景色は町から山々に変わり、1時間ほど山間の道をひたすら走りました。カーブや坂道は多いものの、基本的にゆるやかで険しいという感じはしません。たまに穴が開いてはいるけれど、基本的に道路は舗装されていてきれいでした。問題は、遅い大型トラックが多いので、追い抜くのがちょっと大変。そしてこの辺りは、お小遣い稼ぎに警察がスピード違反を取り締まっているそうで、気を抜いてスピードを出すと危険です(スピードが出る下り坂の先、見えにくい山中で、実際に取り締まりをしていました)。捕まっても罰金だけで済みますが、外国人は特にやや高い金額を要求されるので要注意。

普通の警察の検問は行きに2回、帰りに1回。Kafue Bridge(Google Maps:Kafue Bridge)のすぐ先の検問は常時実施しているようです。帰りのみ免許証の提示を求められましたが、無事に通過できました。

Kafueを過ぎたあとの山間の道イメージ
Kafueを過ぎたあとの山間の道
大型トラックが多いイメージ
大型トラックが多い

山道を過ぎ、M15の幹線道路に入ると、赤土のまた違った景色に変わりました。ここから1時間あまりまっすぐの道を走って、Pumaのガソリンスタンドが見えてくると、シアボンガの町へ入る交差点はすぐそこ。ちなみにM15の道はこの先、ダム、ジンバブエとの国境へとつながっています。

交差点からLake Kariba Innsまでは、さらに15分ほどカリバ湖方面へ下っていきます。町中は坂道が多く、ややデコボコした狭い道になり、途中でLake Kariba Innsの看板が出てきました。看板に従って行けば、迷うことなく無事到着!渋滞にはまったのもあって、結局4時間ほどかかりました。

M15の道路沿いの赤土の風景イメージ
M15の道路沿いの赤土の風景
シアボンガの町へ入る交差点イメージ
シアボンガの町へ入る交差点

少し驚いたのはシアボンガの気温。着いた日は最高最低気温共にルサカより5℃高く、車から降りると長袖では暑いくらい。まさかこの時期プールに入れないだろうと思っていましたが、ホテルではプールで遊ぶ子どもたち。場所的にはルサカの方が赤道に近いため、この気温差は標高が、ルサカ1,279mに対して、シアボンガ576mと低いのが関係しているのかな。少しリゾート地と言われる理由が分かる気がしました。

シアボンガはとても小さな町です。町の中心の道沿いに、小さな売店や現地の観光客向けに干物や野菜などを売る小売店/出店が立ち並んでいるだけで、いわゆるスーパーマーケットなどはありません。一番大きいのが、M15の幹線道路からシアボンガの町へ入る交差点から少し行ったところにある、「Jamasera Mall」という看板を掲げたお店(Google MapsにはSiavonga supermarketと記載:Siavonga supermarket)だそう。Lake Kariba Innsのスタッフに確認したところ、小さいけれど宿から一番近いのは、Lake Safari Lodgeの入り口手前にある、Waters Edge Deli(Google Maps:Waters Edge Deli)とのこと。このときは、ちょっとしたスナックやドリンクなどをここで購入しました。

道沿いの小売店イメージ
道沿いの小売店
町の中心 道沿いにはたくさんの小売店/出店

上記地図、ルサカとLake Kariba Innsの間に○で3か所印をつけておきました。Kafue○が踏切渋滞、○T2が検問、T2○がスピード違反を取り締まっていた場所です。

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