イースター休暇でスペイン旅:スペインの食べ物 朝食編

チュロスイメージ ちょっと一息

イースター休暇を利用して、スペインを訪ねてきました(スペイン旅詳細の記事:イースター休暇でスペイン旅)。スペインでは日照時間が長いこともあって、1日の過ごし方が全然違いました。私が訪れたころは、だいたい朝7:00過ぎに明るくなり、21:00過ぎに日が落ちました。

特におもしろいと感じたのは食事時間の違い。スペインと言えば「シエスタ(長いお昼休憩)」が知られていますが、1日のメインの食事は昼食で14:00~2時間ほどゆっくりし、夕食は日没21:00~が軽く食べるのが一般的。観光地は別ですが、レストランもお昼は13:00以降、夜は20:00以降に開くところが多いそうです。スペインに行ったら食べたいもののひとつがパエリアだったのですが、パエリアは重めの食事、夕食に食べたいと言ったら笑われちゃう、昼食に食べるものなんだそう。

スペインではおいしいものをたくさん食べました。その一部だけでも記事が長くなりそうなので、朝、昼、夕食編に分けてご紹介したいと思います。

チュロス(Churros)

チュロスは日本ではスイーツのひとつですが、スペインでは朝食に食べることが多いそう。ノベルダでチュロス専門店の「チュレリア(Churreria)」に連れて行ってもらいました(ノベルダの記事:イースター休暇でスペイン旅:アリカンテ編 ノベルダ)。お店の朝5:00~12:00までの営業時間にちょっとびっくり。朝食は、平日は仕事に合わせて7:00~8:00、お休みの日は9:00過ぎになることが多いそう。この日は祝日、10:00過ぎにお店へ行ったときは、朝食をとる人々で溢れていました。混んでいるときはチュロスが売り切れていることもあるそうです。

注文してから揚げてくれる、サックサクの塩味が少しきいたチュロス(Churros)は、スペインでは、ホットチョコレートをディップしながら食べるものだそう。甘そうに見えましたが、チョコレートは思ったより甘さが抑えてあって、あっという間に3本食べてしまいました。

チョコレートイメージ
チョコレート
揚げたてのチュロス(Churros)
ディップして食べるイメージ
ディップして食べる

日本で馴染みのある細いチュロスとは別に、少し太いポラス(Porras)というタイプもあって、好みがわかれるそうです。砂糖をつけて食べると、揚げパン風でこちらもおいしかったです。

ポラス(Porras)イメージ
ポラス(Porras)

実はチュロスのお店は、バレンシアで既に発見済み。観光地だからか、夜にも営業していました。今思えば、店内にはホットチョコレートとチュロスを食べている方々がいたのですが、このときは完全におやつ感覚で食べ方を知らなかったので、ごてごてにチョココーティングされたスイーツを注文してしまったのでした。これは太めだったので恐らく、ポラスの方。それはそれでサクサクしていておいしかったのですが、見たまま、甘々でした。

夜営業中のお店イメージ
夜営業中のお店
欲張りすぎたチュロスイメージ
欲張りすぎたチュロス

パン コン トマテ(Pan con Tomate)

日本で見たことはないですが、スペインでは、トマトペースト?がのったバゲットをよく見かけました。その名も、パンとトマトの意味をもつ、パン コン トマテ(Pan con Tomate)。スペインでは、朝食、昼食、おやつに夕食にと、軽食として身近なものだそう。パン コン トマテには、普通のトマトより少し柔らかめのものをすって使うみたいです。バゲットにトマトにオリーブオイルと塩、シンプルですが、クセになる味です。

パン コン トマテ(Pan con Tomate)イメージ
パン コン トマテ(Pan con Tomate)
カフェラテ(Cafe con leche)イメージ
カフェラテ(Cafe con leche)

コーヒーとの相性もよくて、パンもコーヒーも好きな私にはかなりのヒット。ザンビアでもこの組み合わせが食べたくて、バゲットを焼き始めました(バゲットの記事:ザンビアでバゲットを焼いてみた)。

スペインでは、日本では見たことのない色んな種類のトマトを見ました。特に、見た目がムキムキした、RAF(ラフ)トマト。これが本当に甘くてびっくり。オリーブオイルとバルサミコ酢だけで、他に何にもいらない、素材そのままで立派な一皿になります。

甘いトマト(クリックで拡大)

ザンビアにもトマトは手頃価格でたくさんあって、庶民の野菜ですが、割と酸味が強い。生で食べるよりは、調理して食べるのに向いています。栽培方法が難しいみたいですが、甘いスペインのラフトマト、ザンビアでも食べられたらいいのにな。

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