ザンビアに訪ねに来てくれた友人と2人で13日間の旅に出ることにしました(旅詳細:まだまだ知らないことばかり第2ツアーのはじまり)。4日目の記録です。
4日目、午前中のうちにボツワナからザンビアのFawlty Towersへ戻り、午後からビクトリアフォールズ、リビングストンの町中を散策する予定。去年の10月に来たときは、まだYangoタクシーアプリはリビングストンエリアは対象外だったのですが、今回、利用できるようになっていました。宿の方にタクシーを頼むより安かったし、ルサカのように電話で料金交渉をしてくる感じではなく、アプリの料金のままで乗れて便利です。ただ、ビクトリアフォールズ公園外周辺の携帯電波悪かったので、もし利用されるなら、公園内で事前に呼んでおくなどでご対応を。
ボツワナからザンビアへ再入国する
朝、6:00起床。朝方カバの鳴き声が聞こえましたが、特に何事もなく朝を迎えました。テント前の手洗い場にお湯を入れてくれるので、顔だけ洗って、簡単な朝食を食べて、6:30には朝のゲームドライブに出発。私たちだけが1泊1日キャンプコースだったので、7:00くらいに合流地点に迎えに来てくれたサファリカーに乗り換えました。なお、キャンプでは最後にチップを渡すのが一般的です。遠回しに請求はされますが、ボツワナの方も、堂々とチップをもらうのを嫌がるので、ありがとう!と握手しながら、お別れの際にそれぞれチップをお渡ししました(額はだいたいツアーの10%ほど)。



あとは、ひたすら国立公園を出口に向けて走り、一旦、カサネのKalahari Toursのオフィスに。トイレ休憩だけしたらバンに乗り換えてまた15分ほど車に乗り、ザンビアとボツワナの国境の出入国管理所へ向かいました。駐車場にはすでにFawlty Towersからいつものティモテさんが。再入国手続きをして、また一路、1時間30ほどかけてFawlty Towersまで戻ります。



Kubu Cafeでほっと一息、ブランチをする
10:00頃には到着し、まだチェックインできない時間だったので、とりあえず、いつものコースでKubu Cafeでブランチ。色々探してみましたが、新しいカフェは増えてない感じだったので、結局ここに来てしまいます。



ゆっくりとブランチを済ませて12:00くらいに宿に戻ると、チェックイン可能になっていました。この日は部屋にいる時間が長そうだったので、到着日よりやや大きめの部屋を予約。Standard Twin En-suite→Deluxe Twin Roomに格上げ。アメニティも少しグレードアップ、外でもゆっくりできるスペースがあって快適でした。



ビクトリアフォールズを見に行く
13:00、Yangoタクシーを呼んで(このときはK113ほどでした)、15分くらいでビクトリアフォールズ国立公園入口へ到着。チケットを買って入場します。今回もザンビア在住のDiplomatic(外交官)IDはフリーで入れると言われ、外交官ではないけど無料で入れました。さて、3度目の正直、今回のビクトリアフォールズはというと?(1度目の記事:5日目 ザンビア ビクトリアフォールズ観光、2度目の記事:消えた滝、ザンビアのビクトリアの断崖絶壁を見てきた)

滝に近づくにつれて、轟音が大きくなり、白い煙が上がっているのが見えました。比べてみると入り口ですらこの歴然とした水量の違い。これぞ、ザンビアの公式名、Mosi-oa-Tunya(モシ・オ・トゥニャ、雷鳴が轟く水煙)の名にふさわしい姿、世界三大瀑布という雰囲気が、今回は感じられました。ビクトリアフォールズのザンビア側の4月~6月は、滝の水量が最も増える時期で、大迫力な水煙と爆音など、迫力を楽しむ時期だそう。10月の滝を見た後なので、水量は増えているとは思っていましたが、ここまでとは。



軽く水に濡れて、天気がいいから乾く想定でいたのですが、見学して戻って来る欧米の方々のずぶ濡れさに、完全に怖気づき、ポンチョを借りることにしました。K25なので、良心的なお値段。

それでも、Knife Edge Bridgeを行くのは至難の業。途中まで動画を撮っていましたが、携帯が壊れそうなほどの水量が降ってくるので、断念しました。



もはやDanger pointでは、何も見えず。風向きが変わると、フワーッと影が見える程度です。



ちなみに、虹なども出て、きれいに見える時期は、1月~2月か、6月~8月だそうですが、野生動物を見る最適な時期とは反対なので、どっちを優先するか悩みますね。個人的には、3回目、納得のいく水量のビクトリアフォールズが見られて、大変満足いたしました。
MUKUNI PARK CURIO MARKETでハンディクラフトを見る
滝を見終わった後は、またYangoタクシーで町中までもどって、MUKUNI PARK CURIO MARKETで、ハンディクラフトを物色しました。お土産物屋さんは、ビクトリアフォールズ国立公園周辺にもありますが、こちらは通りにお店が並んでいる感じ。完全に手作りでひとつひとつ違う一点ものばかりなので、気に入ったらその時買うのが手です。後でと思っていたら、なかなか同じものは見つかりません。私も久しぶりに色々購入してしまいました。キリン一つ買うつもりが、これとこれがよく合うとか、これも付けていくらとか、なかなか商売上手。特にいい人だとついつい買ってあげたくなってしまいます。



MUKUNI PARK CURIO MARKET の場所
開館時間には間に合いませんでしたが、リビングストン博物館にも立ち寄り、外から眺めました。この後、タンザニアでもリビングストン氏に関する記述を見る機会があり、アフリカでの彼の功績を改めて思い知らされました。



Kubu CafeでザンビアのNshima(シマ)を初めて味わう
暗くなってウロウロするのは避けたいので、結局一番近い、Kubu Cafeで夕食になりました。友人はまだザンビアの主食であるNshima(シマ)を食べたことが無かったので、ここでVillage Chicken Stew+Nshimaを注文してみました。料理のチキンはとてもおいしくて、友人も気に入ったようでしたが、シマに関しては香りが?という感じ。香り米のような、洗剤系のような。味は特に普通なのですが。何かの香りが移ったのかな?と、このときは思ったのですが、のちのちタンザニアでウガリを食べた際も同じ香りがしたので、こういう種類のシマだったのかもしれません。そもそも、最上位だと言われている、ルサカのMpotoのシマしか食べたことが無かったので、(レストランの記事へ:Mpoto Yathu Zambia)謎に終わりました。



ともあれ、ビールもおいしく、今日も無事に、ここまでは楽しく過ぎて行ったのでした。